やっぱりというか

派遣切り「お助け」求人　どこも「応募は意外に少ない」

yahooニュースより。
たぶん２１日頃にはリンクが切れてしまうと思います。

本当に困っている人は、派遣村の終了と同時に、いやそれ以前のハロワの仕事始めと同時に就職活動していると思います。
そして徐々に決まってそろそろ新しい生活を初めているんじゃないかな～と思います。

もちろん中には健康に不安を抱えていたり、本当に人とコミュニケーションが取れなくて苦しんでいる方もいると思うので、全員に「甘い」と乱暴なことを言う気はありません。
不幸にも体を壊してしまった場合は一時的に生活保護などを利用して、まずは生活リズムと体調を整えて。それから無理のない範囲でお仕事して生活保護から脱却し、軌道に乗ったらもっと働いて納税していくというふうに、最初に生活保護を利用するのはいいんじゃないでしょうか。

前職と同じ製造業のしかも派遣にこだわっていたり、生活保護を「勝ち取ろう」っていう方々は、ちょっと種類が違うような・・・。

昨日のＮＨＫ。
１５歳で親を亡くし、住むところを確保するために寮付きの製造業派遣でずーっと働いてきた女性を追っていました。その女性、
「派遣というのはそういうもの（労働力のバッファーってこと）とわかっていながら、これまで１０年以上もその生活に甘んじ、正社員になろうという努力をしてこなかった。これは自分の責任です」と、はっきり言い切っていました。

やっぱり、派遣村でシュプレヒコールよりも、こういう人を応援したくなっちゃう。

その女性、介護職で再スタートを切りました。
施設の方「彼女は未経験ですが、やる気と覚悟があったので採用しました」だそうです。

腰痛、感染症、責任の重さ、交代勤務（夜勤）、コミュニケーション・・・本当に大変だとは思います。頭が下がります。