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製菓衛生師(9)自宅課題

2021-01-14 | 製菓衛生師資格取得
製菓衛生師(9)自宅課題

 最後に自宅課題のお話をします。自宅課題も学科と実技に分かれています。

●学科
 受講開始時に送られて来たセットの中に問題用紙と解答用紙が入っているので、期日までに解答用紙を送ります。紙と専用封筒も入っていましたが私は全てメールで提出しました。

 ペースは大体2か月で2科目くらいです。問題は本番の国家試験を意識したものになっています。毎週末に1時間くらいずつ繰り返しやれば試験対策にもなります。私は〆切を過ぎてから月に1時間くらいでやっつけていたので、課題を出すことはできましたがこの時点では完全に理解して頭に入っていたとは言い難いです。

 合格点に届かなければ再提出となりますが、テキストで調べながら回答していったため私は不合格になることはありませんでした。

 不合格になった人の話を聞くと、不合格でも解答用紙返却時に先生がコメントをくれるので、再提出で困ることはないとのこと。

 メールで提出してもそれを印刷されたものに赤ペンが入って郵送で届きました。大人になってからこういうやりとりをすることはないので赤ペンのコメントを読むのも楽しみでした。


●実技
 自宅でお菓子を作り写真に撮って提出します。

 3種類×4分野(生洋菓子、焼洋菓子、和菓子、パン)の合計12種類。こちらも1か月ごとに4回〆切がやってきます。このうち、パイについては生地が扱いにくいので秋にやることにし、ショートケーキもイチゴが出回る冬まで提出を延ばしました(遅れても見てもらえます)。

 初めのうちは少しずつきちんと進めようと思いましたが、和菓子の材料(もち粉や餡)は都度買って余らせても面倒なので、結局各分野まとめて買い物をしてまとめて作り上げました。

 原価計算は手計算でも全く問題ありませんが、私はエクセルに材料と購入額を入れて、そこからグラム数を入力するだけで算出できるようにし、予め12種類分をまとめて計算しておきました。今はネットショッピングがあるので、店頭まで足を運んでメモしなくても自宅で金額を調べられて便利です。

 実技については再提出になることはありませんでした。失敗したものは自主的に作り直したり、作り直さずに失敗の原因を分析して書いて出したりしました。返却されたレポートには「写真を見るとオーブンの開閉により温度が下がったようです」などと書いてあり、写真だけで原因がわかる先生ってやっぱり凄いなと改めて尊敬しました。


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