嘘かmakotoか

おかげさまで15年を超えました

七草がゆ

2010-01-09 | 無題
7日には七草がゆ、できませんでした。
会社を出る頃にはやる気満々だったのですが、帰りの電車で具合が悪くなり、とてもとても。

ってことで週末に七草がゆです。
どうせ冬至のカボチャも1日遅れだったし、まぁいいでしょう。

6日には「七草セット」なるものが店頭に並び、これが少量ずつ7種類あるのでめちゃくちゃお手軽なんですが、
9日になってそんな商品、ないですよね^^;
何かを見たら「7つ全部揃ってなくてもよい」とのことだったので、特売の蕪で作りました。

緑に映えるのはやっぱ赤かな?ってことで、ぽん妻さんにいただいたお鍋でお粥です。

実は七草がゆって、小さい頃に憧れていたので、特別な思いがあります。
だから2日遅れでも作りたかったのです。

私の記憶をたどる限り、うちでは七草がゆは食べたことがありません。
その代わり、味噌仕立ての雑炊でした。
畑から抜いた大根とか、納屋に転がってる(あるいは吊してある)じゃがいもとかタマネギとか。
そんなものが入っていたような気がします。
胃を休めるという意味では粥だろうが雑炊だろうが理にかなってます。
それに、健康な人が葉っぱばかりの粥を食べても物足りないのもわかります。
味噌仕立ての方がこくがあって旨いし。
雑炊なら残りご飯を使えるので合理的です。

大人になった今では、母が雑炊にしてくれた理由はすごくよくわかります。
それに、めちゃくちゃおいしかったので、毎年必ずおかわりしてました。
おいしくいただいておきながらこんなことを言うのも何ですが、
茶色い田舎雑炊に見慣れていると、テレビに出てくる白と鮮やかな緑の七草がゆが、子供心に非常にオシャレに感じたものです。
オシャレな七草がゆ・・・憧れです。
隣の芝・・・じゃなくて、粥は青いんです。

赤いお鍋でお米からコトコト炊いたお粥、おいしかったです。
作りたいように作って、満足です☆
でも、でも・・・お粥を食べながら雑炊も食べたいと思ってしまいました。
私にとっての七草がゆはやはり田舎雑炊なのでしょうか(苦笑)