コスモス&セイタカ

ばあちゃんの家の周りで咲く花は　こぼれ種からの自然発生と　ハーブが多いです。
キバナコスモスは　数年前　長泉の家の横に　近所から飛んできた花が親です。
去年　咲きそうな数本の苗を　ばあちゃんの庭に持って来て　植えました。
今年の春　ものすごい数の苗が出ていたのですが　自然淘汰されたようです

コスモスは　私が仕事を辞めた頃（１３年前）　家で蒔いた種が先祖です。
何年か前には　「駐車場の入り口を　コスモスの丘にしよう。」　などと考え
春に自然に芽を出したたくさんの苗を　せっせと移植しました。
ところが　ところが　秋は遠かった・・・。
雑草がじゃんじゃん生える場所だったので　コスモスも雑草の仲間になってしまいました。
「早く植えれば　早く大きくなって　早く咲く」　昔は　そう信じていたのですね。
短日植物なのですから　自然の状態では　早く咲くはずはないのにね。

コスモスも　明治時代に渡来したのだそうです。
シンプルで　たくましくて　私も大好きな花です。
「少女の純真　真心」　という花言葉にも　なーるほど　いいですねぇ。　　



セイタカアワダチソウについては　誤解していました。
喘息や花粉症のもとだと　勝手に思い込んでいたのですが
虫媒花なので　そんなことは無いというのが　事実のようです。
かえって　アトピーの治療に使われたりするとか。

アレロパシーといって　根から周囲の植物の成長を抑制する　化学物質を出す植物だそうです。
でもそれって　自身の成長も抑制してしまうそうな。
自然界の植物には　珍しいことではないそうで　クルミやサクラ　ヨモギ等もそうらしいです。

もともとは明治末期に　園芸目的で持ち込まれた帰化植物だそうです。
黄色い花は豪華で　たくさん咲く景色はきれいだなあと思うのですが
繁殖力が強すぎると　敬遠される・・・のかな？
でも　はびこり過ぎると　自然に自身も抑制される・・・。
それも　自然の摂理・・・なのかな。