生きる力

じゅんちゃん　たかちゃんとの「まいぺぇす」は５年目を迎え　二人は中学３年生になりました。
ばあちゃんが　フライドポテトを作ってくれるというので　ジャガイモを切ってから　仕事に行くことにしました。

昔洋服の仕立て屋をしていた叔父が使っていた　厚くて長くて重い板は
ずっと外の壁に立てかけてあったらしく　かなり汚れていました。
ある目的のために　これを雑巾でみがくことにしました。



仕上げに板の周りを拭いているじゅんちゃんの向こうに　ぽつんと座っているたかちゃんは
じっと自分の右手を見ています。
仕事の前に飛び回っていたらしく　ころんで手をすりむいたようでした。
が　何も言わず　手だけ出したので　私も何も言わずに　仕事を続けました。

「まいぺぇす」を楽しみにしている二人のために　私のすべきことは？
二人が　のびのびと心も体もリラックスして　楽しめるような場所にすること。
それから　生きる力を育てる補助を　少しでもしたい　そう思っています。

けがをしたら　誰かが何とかしてくれるのを待つのではなく
まず自分でできることをする　ということを教えたいと思いました。
「いつでも誰かが助けてくれる　と思ったら大間違い。近くに誰もいなかったら　どうする？」

厳しくて辛い経験は　自分からしたいとは思いませんが　
それが一番　生きる力につながると思います。
今回のまいぺぇすは　久し振りにちょっと苦かったかも・・・。

二人が帰った後　きれいにした長い板にペンキを塗りました。
すごーくいい感じ！　来週そこでお楽しみだね。待ってるよ！