MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

清先生

2011-07-01 22:52:50 | komako
小学校3年の時の担任の先生に じゃがいもを届けました。
ずっと年賀状だけのお付き合いだったのですが 私が仕事を辞めてから
ばあちゃんと作った野菜を食べてもらいたいと思い 実行しています。

大学を卒業してすぐに坂小に赴任し 3年生を受け持った1年間だけで教職を去られました。
清楚で美しくて こわれそうに細くて 優しさにあふれ よく泣いた先生でした。
NHKの朝ドラ「おひさま」の 陽子先生よりも大人でしたが 重なる雰囲気がありました。

70歳と聞いて少し驚きましたが 姿形も話し方も 私には昔のままに感じられます。
47年という月日が過ぎても 先生は昨日のことのように あの1年間の話をされます。
大好きな先生を助けたい 喜ばせたいと 田舎の子供達は一生懸命だったようです。



午後の激しい雷雨で 草刈りはあきらめ 他の仕事をしての帰り道
何と言うことも無い 空と雲とその向こうの山々に 目が留まりました。
この一瞬の景色 二度と同じものを見ることはない という当たり前のことに
今まで感じたことのない寂しさ いとしさを知ったみたいな気分になりました。

富士山の山開きで 今年も後半のスタート。
もう半分終わった。 まだ半分あるよ。 どちらもほんと。

コメント
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