風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

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NARUTO

2005-04-09 17:30:15 | 映画
TVアニメーション NARUTO~ナルト~(1)

アニプレックス

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ナルトの良いところは「大切な人を守るために、人は強くなる」ってところ。
どのお話にも、必ずそれがテーマとなって横たわっている。

「人は、自分のためだけに戦い、自分のためだけに生きる」なんてキャラも居るけど、その「自分のため」という部分を間違っているから、強くなれない。

「自分のため」には、「他者の幸せを見て嬉しい自分」も含まれなければ、調和が生まれず、力が少なくなる。NARUTOは、本当の「自分のため」の意味を、上手に教えてくれる、良いアニメです(^^)
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デッドマンウォーキング

2005-02-03 15:13:10 | 映画
デッドマン・ウォーキング
ジェネオン エンタテインメント
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まったく。。。 こーゆーさびしんぼ状態の時に、選んだ映画が「デッド・マン・ウォーキング」
こんな映画だって知らなかったんだもん。
もちろん、DVDです。

自分の手でそいつを殺したいと願う、被害者の親と、殺人犯の息子を愛する母親。
そんな、母親を気遣う死刑囚。
死刑だろうが、犯罪だろうが、人が人を殺しちゃいけないんだ!と言う尼僧のヘレン。
自分の価値観を、めちゃくちゃに解体したい人は、浸りきって見るべし。見事に混乱させてくれるであろう。

で、稚恵子はどう思うかって?
性犯罪者の再犯率は非常に高いので、社会に戻すのは危険だと思います。島流しで、自給自足をしてもらいましょう。
死刑囚は、一人一人のケースもあるし死刑が決まってから、執行の日までの間に、人間として心の麻痺が解かれるかもしれないし、一概に言えないですよねぇ。

でも、私の子供達が殺されたら。二人まとめて殺されたら、私には守るものが何もなくなるし、鬼だろうが、何だろうが、変身できるかもなぁ。
しかし、どんな鬼になるのか、簡単に思い出せるから、きっと、どこかの前世でやったことがあるんだろうなぁ(笑)

自分でも、怖いとおもうぅ~~(笑)
ぷるぷる~~~

2005/2/3
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ラストサムライ

2005-02-03 15:12:19 | 映画
ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉

ワーナー・ホーム・ビデオ

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わぅ~~ん!
ばうぅ~~ん!!
がおぉ~~ん!!

って、あたしは犬?(^^;)

そうじゃなくて、ラストサムライを見てきました。
正直。。。ふん、トムクルーズでしょ、ハリウッドでしょ、とコケにしていたところがあったのは確かです。

映画の予告編を何度か見ましたが、トムクルーズがアップで、人が死んでいて、真田様(なぜか様つき)が、渋い顔でじ~っとカメラを見ていて、小雪ちゃんがぽよよんとしていて、渡辺謙が叫んでいたんですよねぇ。

ぜんぜん、ふん!波動から変わることがなくて、まともな料金を出して見る映画じゃないなぁ。。。と、封切り当日も行かずに、映画が安くなる今日までほっておいていました。

でも、見た人は、声をそろえて「日本人の役者がみんな良い」と言っていたし、撮影場所がニュージーランドだし、ちょっと期待したりしていたんですねぇ。。。

結果。。。一言で言うと「ありがとうございました」です。

こんな所にいると、中国人が日本食レストランをやっていたりするので、日本の親子どんぶりがとんでもないカタチで出てきたり、日本のうどんは、つるつるともちもちしているのが売りなのに、パックから空けて、さっと湯通ししただけの玉うどんを「なべやきうどん」として売られてたり、悲しい日本文化の誤解がはびこっています。

武士道も、スターウォーズのライトセイバーの立ち回りに消されてしまい、あの立ち回り自体が、瞑想であり禅なんだってのが、ぜんぜん伝わっていません。

侍さんが、考えていたら、一発で殺されています。彼らは無心であるから強いんです。

そして、それは、日本人のこころなんですね。

日本人は、生まれながらにその心を持っているんです。だから、何をやっても高水準まで持っていけるのだろうと思います。

ラストサムライのストーリーは、正直、トップガン?と思えるくらいに、洒落てません。ラストも、「それはあり得ないだろう」なんて思っちゃう部分もありました。

だけど、日本人のこころとか、禅とか、武士道をハリウッドが、彼らのできる限りの誠意で、大事に描いてくれて、とても感謝しています。

これで、刀を振り回す事に、「クール」とあほみたく言う若者が、少し減るといいです。

2004/2/3
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オペラ座の怪人

2004-12-29 20:53:37 | 映画
The Phantom of the Opera (Original Motion Picture Soundtrack) (Special Extended Edition Package)
Andrew Lloyd Webber, Simon Lee, Alison Skilbeck, Chris Overton, Ciaran Hinds, David Langham, Emmy Rossum, Gerard Butler, Halcro Johnston, Imogen Bain
Sony

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と言えば、アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカルが有名ですが、今年は映画になりました。

前に、メルボルンでやったときは、オペラをやるシアターでの上演でした。

メルボルンのマリア・プライアーがクリスティーヌでしたが、ファントムも、若きフィアンセも、パワーが無くて、主役を食っていたのを覚えています。
彼女の歌声は、とても澄んでいて素晴らしい~

後ろの踊り子さんも、オーストラリアバレエカンパニーの人たちがでていたので、端役までも素晴らしかった。

その感動があったから、日本に帰ったときに、日本語で何を言っていたのか知りたいと思って、劇団四季のオペラ座を見に行ったのだけど、あまりのひどさに、食欲を失ってしまった。

あれは、ひどかったなぁ。ひどいなんてもんじゃなかった。主役級の3人もメルボルンとのギャップがひどくて驚いたのだけど、その周りのダンサーが、さらに、ひどくてひどくて、オペラ座の怪人に出る人たちとは思えなかった。

あとで聞いた話では、バレエを本格的にやっていたダンサーは、少数だったとの事。
メルボルンのダンサー達は、オーストラリア中から受験に来て、それに合格した子たちだけが通える、バレエ学校出身者たちだったのだぁ。。。

それ以来、ミュージカルとは、ご縁がなくなった。
高いお金を払って、がっかりするなら、見ない方が幸せだものねぇ。

入場料は、日本で1万円、メルボルンでその当時、8000円くらいだったかな。

あれから10年かなぁ。。。

キャンベラから帰ってきている友達が、オペラ座の怪人を見たいと言ってきた。映画だという。

うげげ、もし、ひどかったらどうしよう。また、食欲がなくなって、ますますミュージカルから遠のいてしまうじゃないか。。。と迷ったけど、まぁ、行ってみることにした。

すごかった。
さすが、ウェバーさんじきじきのプロダクションでした。
DVDが出たら、彼のアートを保存できると、密かに喜んでいました。(^^)

クリスティーヌ役は、天使の歌声を出す歌姫らしい演技で、ヒロインとしては、控え目で良かった。

なんたって、ファントム役がすごかった。

ミュージカルって、台詞+曲、というダブルの制限の中で、役を表現しなくちゃいけないから、下手な人がやると、アイドル歌手よりひどくなるのだけど、いやいや、この人は、良かった。

アンドリュー・ロイド=ウェバーのファントムは、これで3種類見たわけだけど、このファントムが一番良かった。嘘みたいに、リアルだった。

映画だとわかっているのだけど、彼の情熱にぐいぐい引き込まれていった。

ロンドンでは、サラ・ブライトマンがクリスティーヌでやったのが、初めてらしいけど、見たかったなぁ~

それを見た友達は、怪人がマイケル・クロフォードだったのだけど、彼が一番良かったと言っていた。
う~ん、知らないなぁ~ DVDもないし、残念!

人はさ、神を表現して生きているんだよね。誰だって、一人残らずね。誰かのその姿を見ると、見ているだけで自分の神の部分が震えてくる。共鳴だねぇ。

アートって、それを感じるために、見るのだろうと思うんだなぁ。だから、劇とか歌とか、人間の暮らしからは、無くならないだろうし、ヒーリングと学びのひとつの形態でもあるんだなぁ。。。なんて、再認識してきた。

ファントム役の彼は、ジェラルド・バトラー。 

ぜんぜん知らない人だったのですが、調べてみたら、まぁ!ハンサム!!! 甘いマスクでございます!!

演技は素敵だったし、歌い方、話し方、指先まで神経がいきわたっている動きもすてきだった。舞台も衣装もバレエもみんな素敵だった。

ファントムは、あれくらいのパンチが無かったら、はまらないのもよくよく分かっているのだけど。。。

個人的な好みは、やっぱり、甘いマスクに甘い声で、上品さが欲しいのよねぇ。

いつか、ジェラルドさまの、上品な歌い方の舞台を見てみたいと思うのでありました。

あ、映画でも良いなぁ~
主役張ってくれないかなぁ~

来月は、新しいジョニーディップの映画が来るし、また、ワンダーランドへ行けそうだわぁ♪

2004/12/29
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戦場のピアニスト

2004-09-04 19:05:37 | 映画
戦場のピアニスト

アミューズソフトエンタテインメント

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母が絶賛していた映画で、戦時中のポーランドの首都、ワルシャワに住んでいたユダヤ人のピアニストが生き延びていくお話。実話。

生きるってなんなのだろう?と思った。

未来なんて見えない、ただ、食料を運んでもらうだけの生活。寒い土地なのだから、死のうと思えば死ねるのにな。

何がそこまで彼を生かしていたのかなぁ?と思いながら見ていた。

でも、理由なんて見えなかった。

ただ、生物は、そう簡単に死なないようにプログラミングされているんだろうというような、違う言葉で言うと、本能的に命をつないでいたような感じ。

こちらにいる、私の知り合いのご主人がユダヤ人で、彼は、家族に、ユダヤ人収容所へ運ばれる列車の中から放り出されて、近くの親切な農家の人に助けられて生き延びた。

あの列車に乗っていたら、ガス室へ送られていたそうだ。

また、その農家の人が居なかったら、彼は飢えと寒さで死んでいたそうな。彼の名前は、迫害から生還したユダヤ人のリストに載っているそうな。

戦争は、すさまじいドラマだわ。
当事者だけではなく、見ている人、あとで歴史を学んだ人、話を聞いた人などなど、戦争を「知った人」全てに、何かを残す。

それは、きっと、命がかかわってくる現実だからなのだろうな。それとも、破壊と再生か。

そうでもしなかったら、命の大切さとか、美しさとか、偉大さを知ることはできないのだろうか?

私は、子供達の病気の回復の早さとか、傷の治り具合とか見ながら、生命の不思議を感じてる。

細胞一つ一つが生きていて、彼らの不具合を「自分で」修復するんだな。すごいよ、ホント。
オーブンの中でマフィンが膨らむくらい、すごい早さだよ。

春になると、木々が芽をつける。
それが、いつの間にか、花になったり葉になったりするんだな。すごいよね。どこからこんなもの出てくるんだろう?と思って、枝を切っても、はっぱが丸まって隠れているわけじゃないんだな。

グレープフルーツだって、レモンだって、良い香りの花が落ちたら、ちっこい緑色の豆みたいな実が見える。
それが、いつの間にか、10センチ以上でかくなって、食べれるようになるんだな。

生物だけが、毎日変化している。有機物だけが循環の法則を見せてくれる。人工物は、手を加えて循環させなかったら、自分で勝手に循環しない。だから、命の不思議は見ることができないし、変化のないものは飽きちゃう。

ああ、言いたいことはさ、何も、わざわざ、命をなくさなくても(破壊しなくても)、命の偉大さや、美を感じて、大事にしようと思うことができるんじゃないの?ってことかな。

そういう意味では、戦争はまったく無意味だ。
破壊して、新しく建物を建てるのなら、解体したら良いだけだしね。

2004/9/4

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