生徒数1800人。
バス通学の子も居るけど、さすがにマンモス校だけあって、学校の回りは車が多い朝。
いつもは、学校の近くに停めて、歩いていってもらうんだけど、今日は野球の試合だから、学校の前まで送っていかなくちゃいけない日だった。
ママ:えっと、下のほうで下ろしたら良いんだよね?
たけ:うん
ママ:この辺り、どこでも下ろせないから、待っててね~
たけ:うん
ママ:えっと。。。車多いなぁ。。。生徒数多いしなぁ。。。
(と、言いながら場所を探す)
たけ:あ、そこ、左に曲がったところでも良いよ。
ママ:(不意打ちをくらったので、思わずハンドルを切ってしまった)
ママ:ちょっとぉ~~~!!! 何言ってんのぉ~~~!!!
ここ、停めれないんだよぉ~~~!!!
見てご覧!この車の列!!! ユーターンもできないじゃん!!!!
これから、美鞠を送っていかなくちゃいけないのに、なんてことでしょ!!!
とんだタイムロスだよ!!!!!
もう、どーしてくれるんのぉ~~~~!!!!
あんた!知らないのに、知ったかぶりして語るんじゃないっっっ!!!!!
たけ:(朝から、しまった。。。やっちまった。。。)無言。。。
ママ:あ、ここならいいね。2分停めても良いってさ。ほれ、いってらっしゃいな。
たけ:あ、うん、行って来ます。
ママ:ホントムカつくわ!あのクソ男!!!
みま:まぁまぁ
ママ:ここ、車多いねぇ~
みま:うん
ママ:生徒数が多いんだねぇ~
みま:今、美鞠が言おうとしたんだよ。たくさん子供が居るって~
ママ:ええぇ~~~! そうだったのぉ~~!! ごめん~~~!!
みま:もう~ ママったらぁ~~~(これ、たまらねぇ~)
それから、10分後。
美鞠の学校に到着して、晴れて、ひとりぽっちになれたママ。
あれ?あれれ???
確か???
今、なにかにムカついていたような???
あれ?? なんだっけ???
怒りが持続できないお年頃って来るもんなんだ。。。
ちょっと寂しい朝であった。。。