母、ぶっちぎれ２

・・・昨日の学校からの帰り道、車の中での会話・・・

ママ：ねぇ～　たけぇ～　どうして家で勉強できないの？

たけ：しらない～

ママ：図書館へ連れて行ってあげようか？夜９時頃までやってるところ？

たけ：別に、どっちでも良いよ～

ママ：勉強はできているの？

たけ：うん、学校の授業はわかるよ。

ママ：んじゃ、なんで、プレッシャーだの自信無いだの言ってるのよ？

たけ：わかんない～

ママ：プレッシャーだの自信だのってのは、何にもやってない人が、理屈に使うんだよ。やってる人は、それ以上、鼻血もでないから、結果にこだわらないんだよ。

たけ：ふーん

ママ：（ん？？　なんだ？？　このやる気無さは？？）

ママ：あ、そうか、ゲームやＰＣがあるから、勉強できないんだ。

たけ：・・・・・・・・・・・（無言）

ママ：（無言だ！的を得たな！）そうか、そうだったんだ。

たけ：いや、別に、そういうわけじゃないと思うけど。。。

ママ：（増々、大当たり！）んじゃ、どうして勉強しないの？

たけ：わかんない～

ママ：そうか、わかんないのか。。。


・・・・・・家に到着・・・・・・・


ママ：そうか、あんなものがあるから、勉強できないのか。。。

・・・ママ、ＰＣ、Ｗｉｉ、Ｉｐｏｄ、トランプ、手品の道具を、エコバックに入れまくる・・・

たけ：ま、ま、ままっ！！！　何やってんのぉ～～～～！！！！！

ママ：あんた、「わかんない」って言うし、ママは、こういうものがあるから、勉強しないんだと思うんだよ。だから、片付けてんの。

たけ：そ、そ、それ、どーすんのっ！！！

ママ：わかんない。とりあえず、袋に入れておく。

たけ：壊さないよねっ！！！

ママ：ママも鬼じゃないから、３回チャンスあげるよ。今日は、袋に入れるだけ。でも、３回目は、ハンマーの刑だよねぇ。

ママ：学校から帰ってきて、１科目１時間、英語、数学、化学で、３時間。プラス宿題と公文。これ、毎日やったら返してあげる。

・・・しかし、物がママの手の中にある以上、ママの機嫌をそこねたら、一気に壊される事を彼は知っている・・・

・・・たけし、３教科の勉強を終わらせ、新聞を読み、家の片づけをして、部屋の片づけをして、テレビを見ながら、ママにくっついて来た。手もちぶさらしい。デスクトップＰＣは、残してあるのになぁ・・・

ママが、本当に怒ったら、怒鳴らないし、文句も言わない。
ちゃっちゃっと、実行するんだ。
別に、怒鳴ったり、わからせたりするのも疲れるからさ。
言ってわからないやつには、仕方ないだろう。

本当に怒る前に、とっとと勉強でもなんでもして「プレッシャーだ」だの「自信ない」だの、しょぼい言葉を、その口から出すな。
聞き飽きた。
毎日、毎日、毎日、何千回、何万回、聞いただろう。
うざい。
耐えるなら、黙って耐えろ。
「武士」と書いて「たけし」って読むんだけど、ぜんぜん、武士（ぶし）じゃないじゃん。なんて、しょぼい男だろう。
まだ、若いし、しっかり鍛えねば。