今日は、山火事被災者の合同葬儀が行われました。
イギリスから、アン王女も飛んで来てくださり、首相のケビン・ラッド氏もやってきています。
ケビン・ラッド氏は、クリーンエネルギーと科学の発展を推奨する首相で、おかげさまで、息子の大学の学費が半額になりました。
国に育ててもらっているんだから、息子、少しでもオーストラリアに恩返しできる人になってくれたら良いなと思います。
なんだか、今日は、町中が静かです。
人が居ないわけじゃないのだけど、波動が静かです。
たくさんの人が亡くなり、たくさんの人が家を失いました。
新しい日々へ進む前には、こうした喪失ってのを体験する事があるのですが、そして、それは、間違いなく残った人を幸せにするものなのですが、喪失を乗り越えるプロセスは、人間には辛く苦しい時間になるんですよねぇ。
ぴぴっ!と、頭の中が簡単に切り替われば楽なのでしょうが、残念ながら、人体のしくみには、そんなボタンは用意されておらず、あえて、ボタンを探すとしたら「意志」や「意識」なんてものになるのでしょうねぇ。
その「意志」や「意識」でさえ、脳みそに制御されていますから、まぁ、結局、ぴぴっ!とは行かないようです。
この、喪失の時期が早く過ぎ去り、新しい希望と喜びに満たされます事を、ただ祈っています。
合掌