marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(119回目)

2016-09-04 18:24:19 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ イエスの捕縛以降のヨハネ伝、気になった記事・・・。
弟子のひとり福音記者ヨハネは、先方のイエスを十字架に掛けられる権威を持った大祭司の知り合いだった?
◆ヨハネ伝には、「主に愛された弟子」とか、「もう一人の弟子」とか書かれているところは、ヨハネ福音書のヨハネさん、つまりゼベダイの子ヨハネさんとやらと思ってたけど。例えば、ずっと飛んで(20:3ー4)などの、イエスの復活後の墓を確認しに行ったのは、ペテロと”もう一人の弟子”は出かけて・・・とあるからね(口語訳)。いや、その前の節に”イエスが愛しておられたもうひとりの弟子(20:2)”と書いてあるから、こちらの”もう一人の弟子”は確実にこの筆者のヨハネさんなのだな。
◆では、先の回に書いたが、ヨハネ伝(18:15)には、「シモン・ペテロと”もうひとりの弟子”とが、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いであったので、イエスと一緒に大祭司の中庭に入った。」(18:16)「しかし、ペテロは戸口に立っていた。すると大祭司の知り合いであるその弟子が、外に出て行って門番の女に話し、ペテロを内に入れてやった。」とある・・・。ペテロが出てきた時の”もう一人”はこのヨハネと思っていたが、この時の庭に誘導した突然でてきた”もう一人の弟子”は、いったい誰なんだ?! おい。 
◆大祭司がどれほど権威を持っていたかは、口の利き方にも注意が必要なお方であったと。(18:22)「イエスがこう言われると、そこに立っていた下役のひとりが、『大祭司にむかって、そのような答えをするのか』と言って、平手でイエスを打った。」
◆ややこしいが、先の「愛された弟子」はこの筆者ヨハネと固定しても「もうひとりの弟子」=「福音記者ヨハネ」は固定化するの止めた方が良さそうだ。何でペテロを大祭司の中庭に誘導した弟子の名前は書けなかったのか、イエスの敵方の権威者と仲の良い弟子もいたのだということの為に名前を伏せたのかな。協力してくれた人はみんな弟子と書いたのか。名前は知っていただろうに。門番の女からペテロはあんたもイエスの仲間だろと言われているのに、この庭にペテロを誘導したもう一人の弟子は、イエスと普段行動を共にすることが無かったのでイエスの仲間だろと気づかれなかったのか、女に金をつかませたのか。何故か、この弟子の方もユダっぽい動きをするな。いずれ、12弟子以外にも沢山いたろうし幅が広かったのだな。(オフレコ:実のところ記者ヨハネさん本当はあんたではなかったの? お金持ちだったしねぇ。どうして、十字架上のイエスと会話まで出来たのか、僕はそれが不思議でならないのよ。)・・・つづく