平戸の名菓「カスドース」を買いに行った折
菓子老舗「蔦屋」で、閑雲亭で頂いた「鳥羽玉(うばたま)」
と再会しました。
胡麻餡を求肥で包み、和三盆をまぶしたこの菓子は、
「百菓之図元本」に記載されている
松浦家お留め菓子であったことを知りました。
蔦屋の「鳥羽玉」説明書きを紹介します。
平戸藩主・松浦家お留め菓子
平戸藩主松浦家第三十五代ひろむは
百種類の菓子作りを平戸城下の
名店蔦屋と境屋に命じ
天保12年(1842)より六年の歳月を重ね
ようやく百菓が完成しました
この百菓を極彩色で描き
菓名と製法を記した「百菓之図元本」より
再現したものがこの鳥羽玉です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/af/1427d48578868ec7d1d244916827d095.jpg)
鎮信流の茶処なので、他にも美味しく珍しい菓子がありました。
「カスドース」はポルトガルとの交流によって伝わった南蛮菓子です。
卵と砂糖は当時大変貴重で、藩主のお留め菓子として伝わりました。
製法は、一口大に切り分けたカステラを溶いた卵黄にくぐらせ、
熱した糖蜜に浮かべ、最後に砂糖をまぶします。
糖衣の食感と上品な甘味のカステラのハーモニーは
今まで食べたことのない味わいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7e/83d4df2ac6a57661499c4851d1508ac2.jpg)
「牛蒡餅(ごぼうもち)」は中国からの伝来と伝えられ、
古くから慶弔時の菓子、また茶菓子として用いられています。
賞味するとゴボウの味がしないのが不思議でした。
ゴボウは入っておらず、その姿がゴボウに似ていることから、
この名がついたそうです。
「カスドース」と「鳥羽玉」がとても気に入り、お薦めです。
(前へ) (次へ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mug.gif)
写真は、「お留め菓子 鳥羽玉」
「蔦屋に残る菓子の木型」
「カスドース」です。
菓子老舗「蔦屋」で、閑雲亭で頂いた「鳥羽玉(うばたま)」
と再会しました。
胡麻餡を求肥で包み、和三盆をまぶしたこの菓子は、
「百菓之図元本」に記載されている
松浦家お留め菓子であったことを知りました。
蔦屋の「鳥羽玉」説明書きを紹介します。
平戸藩主・松浦家お留め菓子
平戸藩主松浦家第三十五代ひろむは
百種類の菓子作りを平戸城下の
名店蔦屋と境屋に命じ
天保12年(1842)より六年の歳月を重ね
ようやく百菓が完成しました
この百菓を極彩色で描き
菓名と製法を記した「百菓之図元本」より
再現したものがこの鳥羽玉です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/af/1427d48578868ec7d1d244916827d095.jpg)
鎮信流の茶処なので、他にも美味しく珍しい菓子がありました。
「カスドース」はポルトガルとの交流によって伝わった南蛮菓子です。
卵と砂糖は当時大変貴重で、藩主のお留め菓子として伝わりました。
製法は、一口大に切り分けたカステラを溶いた卵黄にくぐらせ、
熱した糖蜜に浮かべ、最後に砂糖をまぶします。
糖衣の食感と上品な甘味のカステラのハーモニーは
今まで食べたことのない味わいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7e/83d4df2ac6a57661499c4851d1508ac2.jpg)
「牛蒡餅(ごぼうもち)」は中国からの伝来と伝えられ、
古くから慶弔時の菓子、また茶菓子として用いられています。
賞味するとゴボウの味がしないのが不思議でした。
ゴボウは入っておらず、その姿がゴボウに似ていることから、
この名がついたそうです。
「カスドース」と「鳥羽玉」がとても気に入り、お薦めです。
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写真は、「お留め菓子 鳥羽玉」
「蔦屋に残る菓子の木型」
「カスドース」です。