持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

キャブヒーターの効用

2011年11月25日 | 2つの輪
天気が悪い日はそんなに気温が下がらなくて済むのだが、晴れるほどに冷える季節がやってきた。
朝の気温がプラスの内は、ちょっと長めにセルを回す必要があるものの、チョーク必須でもない。使った方が手っ取り早いようなので、チョークがマニュアル操作のバイクに乗り慣れない人は、さっさと閉じてやった方が楽かもしれない。

キャブ自体が冷えてしまい、アイシングが起きそうな時に有効なのだろうかという、Kのキャブヒーターだが、先日、長い下り坂でこれだろうかというのがあったので小話を一つ。
とある林道では、エンジンを切って燃料コックを閉じて30分以上下ってこれる一方的かつ過激な急坂がある。もちろん登りは回しっぱなしである。
夏でも行きに100℃以上になるエンジンオイルの油温が、そんな燃料カットの下りをしてくると30℃台まで下がる冷え冷えの山道で、外気温マイナス5℃の11月に、登りで80℃台まで上がった油温が坂を下る頃には10℃台に下がった。
そんな後でエンジンをかける時、ずっとメインスイッチをオンにしてニュートラルランプを点けて惰性走行していた場合にはすぐにエンジンがかかるのだが、メインキーを切って下ってきた場合には、しばらく「かからない押しがけ状態」を経てエンジンがかかった。
外気が氷点下になると、キャブヒーターの有る無しでこの程度始動性に差が出るのかもしれないねと、この実験結果を考察しておく。

エンジンが冷えやすいKには、せめてプラグの熱価を冬は変えてみるか・・・
無印より走らないなあと思っていたが、Kで遊ぶのがだんだん面白くなってきた冬の日である。
シールドがあるだけで、寒くてもやる気が出るなあ。
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