ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原では、カケスの群れが鳴いています

2015年01月01日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、早朝はかなり冷え込みます(もちろん零下です)。標高が1100メートルから1200メートルあるため、昨年12月に数回来た寒波によって、積雪量は数センチです。

 佐久荒船高原の南側にある、荒船山に面した急斜面にはカラマツ林と雑木林が混じる地帯があり、野鳥が多い所です。そのカラマツの木に実った実を食べに、カケスなどが集まります。10数羽来ているカケスは、カラマツの木の枝から枝を鳴きながら飛び回ります。

 できるだけそっと近づくのですが、人間の気配を感じて、カケスたちはすぐに飛び去ります。

 その中の1羽のカケスが雑木林側の木に留まりました。



 さらに、地面に横たわっている間引きのために切り倒した丸木の上に飛び移ります。カケスの羽根の先側にある青色と白色と黒色の模様がよく見えます。







 この丸木の上で、カケスは周囲を見渡します。佐久荒船高原では、カケスは比較的身近な野鳥ですが、警戒心が強く間近で観察できることが少ない野鳥です。

 カケスの群れに続いて、エナガを中心にしたカラ類の群れもカラマツの木に飛んできました。カラマツの実を狙っています。

 夏にコスモスが植えられていた佐久荒船高原の草原部分は、いくらか積雪しています。



 佐久荒船高原は夜にかなり冷え込むためか、この辺りにいたアトリやカシラダカなどの群れが消えています。あまりの寒さで、野鳥たちは少なくなったのか、野鳥の鳴き声があまり聞こえません。

 佐久荒船高原の南西方向にそびえている北八ヶ岳の山々です。



 北八ヶ岳の一番北側にそびえている蓼科山の近くにある車山です。山頂部分によく陽光が当たっています。



 車山(標高1925メートル)は“丸い帽子”のような山頂が特徴です。霧ヶ峰高原の中の最高峰です。

 北八ヶ岳連山も車山を中心とした霧ヶ峰高原も寒波による積雪によって、既に入山しにくい季節になっています。早春まで眠りにつきます。