ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

栃木県真岡市郊外にある井頭公園に野鳥観察に行って来ました

2015年01月15日 | 旅行
 栃木県真岡市郊外の北部にある井頭公園(いがしらこうえん)に野鳥観察に行って来ました。

 井頭公園は「93.9ヘクタールという広大な敷地の中央に井頭池があり、その周囲をコナラ、クヌギ、アカマツなどの雑木林の丘陵が囲む、豊かな自然環境」との謳い文句の通りの公園です。当然、水鳥などの野鳥観察地として有名です。

 井頭池は南北方向に長細く伸びた、少し西側に傾いた大きな池です。



 その井頭池南端の岸辺に「鳥見亭」という水鳥観察所があります。その水鳥観察所の横に、来場者が水鳥にエサを与えるゾーンが設けられています。



 小さな男の子がカモ類(主にオナガガモ)にエサを与えると、オナガガモが多数、そのエサを求めて集まってきました。



 ここは山陰のために、この南端部分は水面が薄く凍っています。

 井頭池の岸辺を北側方向に上がっていくと、井頭池の岸辺近くの杭などにマガモやカルガモなどが休んでいます。



 このほかに、井頭池にはコガモ、オナガガモ、ヒドリガモなどが飛来しています。

 残念ながら、ミコアイサとオシドリは来ていませんでした。

 井頭池の川岸を北側に半分程度歩くと、一本道の山道に見える橋(土手)に出会います。ここを渡りながら、さらに北側の岸辺の赤松林などを見ると、オオサギとコサギがそれぞれ1羽ずつ、木の上部に留まっていました。



 よく見ると、木の下側の枝部分に白い汚れがついています。

 その赤松林のさらに北側の木々に、カワウの群れが留まっています。





 先ほどの、木の枝の白いものは、カワウの糞でした。カワウが巣(コロニー)をつくると、その木々が糞で枯れるという問題が起きます(埼玉県比企郡滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園でも、カワウのコロニーによって木が枯れる問題が起きています)。

 栃木県真岡市の北部にある井頭公園は、南北に通る高速道路の東北自動車道と常磐自動車道の真ん中にあり、両方の高速自動車道をつなぐ北関東自動車道の真岡インターの近くにあります。

 今回、真岡市北部に行ってみて驚いたことは、茨城県つくば市北端の筑波山がかなり近くに見えたことです。茨城県が予想以上に近い地域でした。