本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

敏腕IT社長が教える万能情報整理術!!:松山情報発見庫#273

2005-09-06 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
情報整理術 クマガイ式

かんき出版

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この本の趣旨は、
夢をかなえるためには、「情報」と「時間」が必要。
だからこそ、無駄な時間を減らし、情報を整理して獲得することで夢の実現も早くなるということだ。
著者はあの「すべての人にインターネット」「日本のインターネット部」をが合言葉でも有名なGMO(グローバルメディアオンライン)の社長熊谷正寿氏だ。
この本で訴えている情報整理の鉄則は主に以下の7つだ。

①夢・目標の原則
情報を収集するときも、整理するときも、まず自分がなぜ情報を集め整理しておく必要があるのか?
言い換えれば、情報を集める目的、夢をしっかり明確にするということ。
②1箇所の法則
情報を保管して置く場所は、ばらばらにせずに、できるだけ1箇所、もしくは少ない場所に。
③サイズ・形統一の原則
保存しておく情報は、たとえばA4という風に、保存するときの形式を統一しておくこと。
④日付・情報源の原則
いつ、誰(どの情報源)から得た情報なのか、出典を明らかにしておく。
そうすることで、後々その情報を利用するときに便利になる。
⑤インデックスの原則
情報をまとめるときは、その情報のタイトル(ぱっと思いついたもの)と共に、50音順で並べるのが一番よい。
⑥クロスリファレンスの原則
たとえば名刺をいただいた時は、3枚コピーをとり、
ひとつはあった日時で、ひとつは名前の50音順で、最後は会社名でという風にすると検索の際に手間が省けてよい。
⑦1件1リフィル(メモ帳などの記録用紙のこと)の原則
ひとつの紙には、ひとつの情報をという風にしておくと検索がしやすい。
といったものだ。

他には、熊谷氏は情報を集めるツールとして、
「手帳」「A4ファイル」「パソコン」という3つを挙げている。
「手帳」は、テレビなどのメディアからの情報、人から得た情報などを示したり、自分の夢目標を示したりという風に使う。
「A4ファイル」は、雑誌、新聞などで得た情報をストックして置くよう。
「パソコン」はネットでの情報収集はもちろん、テーマ別にフォルダをつくり保存じておくと便利。
といった感じだ。

他にも、情報収集のコツが盛りだくさんなので、ぜひ読んで欲しい一冊だ。
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