本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

20代じぶんマシンの磨き方!!:松山情報発見庫#288

2005-09-21 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
20代 仕事筋の鍛え方

ダイヤモンド社

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小説風で、20代のうちに仕事を通じて何をすればいいのかということをわかりやすくかつ体育会系に教えてくれるという本です。
著者の主張をひとことでまとめると、「20代のうちは極端力、学習力、努力力、受容力の4つからなる仕事筋を鍛えることが大切で、そのことでその後20年間勝ち続けられる」というものだ。

さて、
1.極端力とは、
ひとつの仕事に対して、雑念、打算を排して、徹底的に集中して取り組むこと。
若者は、この仕事から何が学べるかとか、考えて仕事をしてしまいがちだが、まずは、がむしゃらに頑張ることが大切。

2.努力力とは、
才能がない、頭が悪いと言う前に他人の4倍努力してみろ!
そうすれば、道は開ける!

3.学習力とは、
これは、学習スタイルのこと
まずは、
a.要約して覚える
:いわゆる詰め込み学習
b.相手の頭で考える
:学ぶ相手に同一化する過程。
学ぶ対象の論理、プロセスを追うことで学ぶ。
学ぶ対象のイメージを頭で再現する。
c.自分の頭で考える
:学習対象にざっと目を通す。
要するに相手が何がいいたいのかを考える。
ひとことのメッセージから個別の細かいところを理解しようとする。

4.受容力とは、
うまく行かないときでも、結果を受け入れて、前へ進めるようにする。

といった感じだ。

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また、著者は若者と転職について以下のようにも述べている。
転職は、すぐにすべきではない。
その理由は、
会社においては、最初の2年ほどは、闇雲に人間関係に慣れたり、新しいスキルを習得したりということに費やされるべきで、次の2,3年は実践しながらそのスキルを定着していくべき、最後の3年はリターンをすべきであると言う。
つまり、これまで学んできたことを元に成果をばしばしあげていく。
それから、さらに学んでいくという具合にだ。

キャリアはあせらず、ひとつのことにはがむしゃらに。
といった具合だろうか。
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