本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

伸びる人は、学ぶ人:松山情報発見庫#278

2005-09-11 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「会社で結果を出す」人の成功法則―急成長する、評価が高まる、仕事術、勉強術

成美堂出版

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思ったよりずっと内容の濃い本だ。
この本でいいたいことをひとことで言ってしまうと、
「勝ち組」と「負け組」の差は、「学ぶ心」の有無にある。
(166ページ)
ここで、学ぶ心の差ではなく、有無といっている点は注目に値する。
勝つ人は、学ぶ心があり、負ける人は、それがないということだろうか。
学ぶ心がある人は、この本の最後にも述べられているように目指すもの、なりたい姿というものがあるから、「思ったとおりの自分に近づく」(238ページより)ということになるのだろう。

この本では、そういった思ったとおりの自分に近づくための「成功法則」をシンプルに、それでいてガツンと印象深く教えてくれる。
中でも、印象深かったものをいくつか紹介したい。
著者は、若いうちは、ころころ転職をするのではなくて、ひとつの組織でビジネスの基礎となるキャリアを作ることが大切という。
もし、転職を考えるなら、3ヶ月以内に、3社以上から、3割以上アップした年俸の提示が出るようになってからすべきという。

また、ビジネスマンと、サラリーマンの違いとして、前者が会社に結果を出しにいく人であるのに対して、後者は会社にただ仕事をしにいく人であるという。
著者は、これからは本当の意味でのゼネラリストにこそなるべきだという。
これは、いくつかの専門分野で突出した幅広い活躍が期待できる人という意味だ。
この本の中で他に特に面白かったのが、
人の話の聞き方に関すること。
まず、
上司、部下の話を聞くときは、8割褒めて、2割は直言。
次は、
ただ話を聞いたり、否定をしたりというだけではなく、何か代案を考えて聞くと、クリエイティブな話になってよいとの事。

他には、銀座のホステスの話しの聞き方にも通じるものとして挙げられているのが「美点凝視の法則」というもの。
ただ、否定的に捉えていたところをポジティブに捉えるというだけではなく、本気で必ず一人の人に対して、服装でも、仕草でも、何でもいいので褒めるように心がけて、人を見るようにするということ。

他にも、いっぱいためになる情報があったが、後は自分で楽しんでみて欲しい♪

ps.
先週の木曜日から、昨日11日まで大阪に用があって行ってきた。
詳しくは、もう少ししたら、このブログでも取り上げたい。
ただいま、記事を編集中です。
乞うご期待!
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