本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

史上最高のノート。ノーブルノート : 知のコングロマリット#118

2010-03-24 02:38:36 | 知のコングロマリット
ライフ ノーブルノート A4 無地 N34
ライフ
ライフ

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前回の筆記具に続いて。文具コンサルタント。なかなかいい響きだ。ただ、どうしても、異様に実用性に偏った製品か、もしくは、異様に使いにくく、紙質もいまいちな洋物ノートへの重点が置かれている、そう感じるのは、僕だけだろうか。
今回取り上げるのが、ライフという会社の作っているノーブルノート。
ひとつひとつ、浅草にある工場で手作りで作っているという信じられないノートである。
あまりにセンスの良い、装丁。
一冊の高級な書籍のようなその姿。
開いて、ペンを走らせると、インクがじわっとなじみ、脳の中にある思考がさらっと、ならされていくのを実感できる商品である。
マインドマップもそうだが、こんなノートで商談を行うと、なんともおしゃれじゃないかと思う。

靴下、靴にこだわるようにぜひ、ノートへのこだわりも持ってほしいものだ。
別に、キャンパスノートとか、100円ショップのノートを悪く言うつもりは毛頭ないが、一流のビジネスマンが喜んで、汎用的すぎるスーツを着ないのではないだろうか。
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α-gel 最高の書き味。 : 知のコングロマリット#117

2010-03-24 02:31:41 | 知のコングロマリット
三菱鉛筆 α-gel(アルファゲル)油性ボールペン ロイヤルブルー SD617GG1P.40
三菱鉛筆
三菱鉛筆

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おそらく、写真の商品であっていると思うのだが、Uniのα-gelの細軸の商品を紹介したい。時が汚いということで、ビジネスシーンにおいて、マイナス印象になるのは、さけたいこと。
筆記具というのは、ネクタイ、スーツに気を使う人が多くいる反面かなり、なおざりにされている気がする。よい筆記具というのであれば、そのコストパフォーマンス×デザインということで決まるのではないかと思う。
モンブランの万年筆など、高級筆記具も選択肢としてあるだろうが、概して実用性が高いとはいえないし、いえたとしても、おそらく今ビジネスをされている方のニーズを満たすタイプのものではないだろう。

今回取り上げるUniのα-gelは細軸タイプのものがかなりいい。
鉛筆サイズで、グリップのところのゲルが最高のフィット感がある。
靴、スーツなどはサイズを合わせて買うのに、なぜか文具の市民権は低いようで、適当に買う人がほとんどだと思う。
ぜひ、この商品をはじめとして、手へのフィット感を含めそれぞれの方にあった商品を選ばれたい。
筆記具、ノートも頭脳に直結するツールとして、ノートブック型コンピューターを選ぶような感覚で選んでいただきたいものだ。
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Freeの実際 : 知のコングロマリット#116

2010-03-24 02:09:22 | 知のコングロマリット
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会

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[フリーアムの戦術]フリーアムのモデルの類型
1.時間制限を設ける
期間を設けて、無料にする。業務用アプリケーションを提供するセールスフォースが実践する戦術。
2.機能制限を設ける
基本機能版を無料にし、機能拡張版を有料にする。
3.人数制限をする
4.顧客のタイプによる制限
男性有料、女性無料といったものや、マイクロソフトがビズパークというビジネスアプリケーションをベンチャー、中小企業に対して無料提供しているということにも当てはまる。

[フリーを実際にビジネスモデルで利用する]
内部相互補助という考え方がフリー経済の中では働いている。
フリーペーパーモデルといえる。ユーザーは直接金銭は支払わないが、広告主は料金を負担するという形。
形態として、
a.優良商品で無料商品をカバーする
:おまけ、無料サンプルの概念
b.将来の支払いが現在の無料をカバーする
:携帯電話の契約形態
c.有料利用者が無料利用者をカバーする
:女性無料、男性有料の考え方

内部相互補助の世界では、大きく4つに分類される。
①直接的内部相互補助
無料なものー消費者の気を引いて、他のものを買ってみようと思わせる商品なら何でも
無料対象ー結局はみんなが、何らかの方法で喜んで金を払う
②三者間市場
★ある顧客グループが別の顧客グループの費用を補う
無料なものーコンテンツ、サービス、ソフトウェアなど
無料対象ー誰でも

③フリーミアム
前述
④比貨幣経済
前述

*本書『フリー』の巻末付録③で「フリーを利用した50のビジネスモデル」として④は実際金銭を発生させるビジネスという訳ではないので、ビジネスモデル足り得ないので割愛されているが、①~③に関しては、それぞれビジネスモデルの該当するものが掲載されている。
*読後全体の感想としては、
話題になっている書籍ということで読んでみたということもあるが、時代のトレンドをわかりやすく書いているだけではなく、一種学術書のように、ある程度の冷静な分析もあり、非常に読む価値がある書籍であるといえる。
これから、ビジネスモデルを考えようとしている方や、マーケティング担当者の方には、ぜひ読んでいただきたい。


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FREE戦術 : 知のコングロマリット#116

2010-03-24 01:57:41 | 知のコングロマリット
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会

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◯無料経済とフリーの世界 Free Economics and The Free World
非貨幣経済について
:金銭が支配しない場所では、何が支配しているのか?
マズローの考えで言う自己実現の欲求を満たすものとしての非貨幣経済という視点もある。
「注目経済」=WEBビジネスで言うところのトラフィック(=PV)
「評判経済」=リンク数
という2つの非貨幣単位がある。
また、「贈与経済」という考え方もできるルイス・ハイド『ギフトーエロスの交易』にもあるように、ブログを書く、情報を発信する、Wikipediaに書くということが贈与という概念に近いと見ることができるという。
ルイス・ハイドは先住民の間で、対価を請求せず人に贈り物をするという習慣があることを突き止め、贈り物は善意の象徴であり、人々の間に回り続けることで保持される仕組みになっているという。
いわば、非貨幣経済はこういった仕組みに近いところにより成り立っているとも言える。
フリーミアムより、さらにフリーという概念を押し進めている非貨幣市場において人間を動かすのがアダム・スミスのいう「啓蒙された利己主義」というものであるという。これは、単純に個人的理由により、Wikipedia的活動が動くという、それは「何かを書きたいから」「楽しいから」「注目を集めたいから」といったこと。

[フリー経済をうまく活かす戦術について]
フリー経済の中で戦うには、自らの商売の競合としてフリーが台頭してきた場合には、「無料のものよりよいもの、少なくとも無料版とは違うものを提供すればいい」
また、フリーを戦略的に使うには、フリーを呼び水として、そこで得た評判や注目をどのように、創造的に金銭にかえるかを考えていくことが要諦となる。
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3月23日(火)のつぶやき

2010-03-24 01:20:37 | 知のコングロマリット
12:24 from web
どうするべきか。うまく一つくらいいってほしいもんだ。
13:29 from TwitBird iPhone
#nowplaying Paranoid Android ♪ Radiohead in iPod app via @twitbird人生も簡単に電源のスイッチがあればいいと思う。何だったんだろう。いったい。
13:44 from TwitBird iPhone
Everybody went.Who can put the botton for deleting this pity responsible?Hahhh?Melancoly of yourself,don't leave it here.That solid remain..
13:48 from TwitBird iPhone
How mile?No one know.Just struggle with that situation which looks like no mean.
13:53 from TwitBird iPhone
Headache.Mistake.Just take something you feel you need.Now I don't know what I want, yeahhahahha!
15:41 from TwitBird iPhone
音楽により、自己蘇生を試みる自分。ヒントは、ここにあるのだろうか。
15:45 from TwitBird iPhone
仕事なんて、なんでもいいんだろうか。迷い。
16:43 from web
坂本竜馬「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。男なら、たとえ、溝の中でも前のめりで死ね。」
16:50 from web
There is so many music and materials which wait for doing business with them. How can I start business with it...
16:50 from web
I think there is no choice for being independent. I should believe that I could.
17:38 from web
憂鬱というかあたまが重いというか、どよんとしている。
17:52 from web
Massive Attack - Heligoland (Deluxe Version) - http://itunes.apple.com/jp/album/heligoland-deluxe-version/id349940958 #iTunes 
19:03 from web
知ること→考えること←行動すること。知ることにより刺激が得られ、より高度な行動が可能になるんだと思う。ならば、知らなければならない。2000冊の読書理論はこういうことに繋がってくるんだと思う。
19:11 from TwitBird iPhone
本が読みたい訳じゃない。自分を変えたいだけだ。音楽が聞きたい訳じゃない。自分を変えたいだけだ。お金を使いたい訳じゃない。自分を変えたいだけだ。
23:20 from web (Re: @tokuriki
@tokurikiすごいシステムですね。音楽ができないことで、ミュージシャンへの道をあきらめていた人に朗報かもしれませんね。
by Masaomisoda on Twitter
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ビルゲイツの考えていること。 : 知のコングロマリット#115

2010-03-24 00:04:09 | 知のコングロマリット
Great Lectures from The Teaching Company:
One of the real challenges in education is finding ways to give more people access to brilliant teachers who inspire and excite with their ability to bring material to life. Today there are some great examples of how technology can enable almost anyone to learn from the world’s greatest minds.

ビルゲイツのホームページよりのコメント。
Welcome to the Gates Notes

Since leaving my fulltime job at Microsoft to dedicate more time to our foundation, a lot of people have asked me what I'm working on. It often feels like I'm back in school, as I spend a lot of my time learning about issues I'm passionate about.

I'm fortunate because the people I'm working with and learning from are true experts in their fields. I take a lot of notes, and often share them and my own thoughts on the subject with others through email, so I can learn from them and expand the conversation.

I thought it would be interesting to share these conversations more widely with a website, in the hope of getting more people thinking and learning about the issues I think are interesting and important. So, welcome to the Gates Notes.

THE GATES NOTESからの抜粋である。彼自身がTwitterでコメントを発しているということも驚きだが、そのコメントを簡単に一般の私も見れるということは、もっと驚きであると思う。
ビルゲイツが観あげていることというコメントの欄には、ゲイツ財団として、彼がマイクロソフトを離れたことでより深く関われるようになった数々のプロジェクトのことが記述されている。
どちらかというとAppleびいきの自分だが、ビジネスで成功し、新たな道を非常に意義ある形で進めているビルゲイツはやはりすごいと思う。
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