本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

Google式人材マネジメントとは :知のコングロマリット#124

2010-03-29 22:34:27 | 知のコングロマリット
Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us

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続いて、Googleの事例を研究してみよう。
Googleのいわずとしれたビジョンは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がクセスできて使えるようにする」ということ、このビジョンの元、業務面においても、最終的には、ロングスパンにては、広告というビジネスに結びつくという方向性に向かって、検索性の向上ということに優秀なエンジニアが切磋琢磨し、クリエイティブに仕事をしていることが、Googleの強みなのだろう。
またGoogleは自発性ということをキーワードにモチベーションをあげることに成功しているともいえる。
コア業務以外では、ビジョン達成に繋がることであれば、何をしても文句はいわれないという風土であると言う。
Google日本法人社長である辻野氏のコメントとして、
辻野氏は、Googleの風土が日本企業にもまねができる要素ではないかとみる。それは、「カジュアル」というキーワードである。具体的には、「素早く動くにはカジュアルなワークスタイル、メンタリティ」が望ましいとし、情報の経路も上意下達ではなく、議事録化し、共有のスピードを図るということがあるという。このことは、イノベーションを生むという方向性にも寄与しており、Googleでは、経営陣に毎週金曜日にお酒を飲みながら、今週の優れたアイデアや、質問をする機会があるという。
Googleの人事・組織面としての特徴として、
□上司に部下を管理させない
□意図的にカオスを作り出す
□人材採用に絶対妥協しない
ということがあるという。採用活動は、なんとツイッター、フェイスブックなどの媒体からも人材の鉱脈を発掘するということもあるという。
結果として、どのように部下をマネジメントするというのかは、この東洋経済の記事からでは、推し量りかねるがなんとGoogleでは、定期的に部下が上司の評価をしていくという仕組みがあるようだ。
マネジメントという一般的な上位機の範囲ではなく、まさにモチベーション3.0という範疇において、自律性を重視し、可能性を引き出すという経営スタイルなのだろう。
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リクルート式モチベーション3.0マネジメント : 知のコングロマリット#123

2010-03-29 22:16:07 | 知のコングロマリット
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東洋経済の記事よりのモチベーション3.0に関する記事の続きを。
モチベーション3.0とは、自発的な動機ーわくわく感に基づいたモチベーションということであった。「人間としての成長、知的興奮、社会への貢献など単なる金銭欲を超えた動機。外部から与えられるのではなく、自分の内面から湧き出る自発的欲求」のことである。
身近にモチベーション3.0を引き出す仕組みとしては、完全結果思考の職場環境を整えること、もうひとつが、行動科学にも証明されているように、十分な給料を支払うということがあるようだ。
経験ベースで話すと、リクルート時代はそうであったと思う。
結果を残すということにフォーカスし、プロセスは問わないという方法である。
また、この給料を十分に払うということに関しては、金銭的なことを気にせずに、給料ではなく、仕事に集中できるというメリットがあるという。

それでは、東洋経済に掲載されている事例を分析していこう。まずは「組織編」としてAppleの事例が載っている。
Appleが各分野のエキスパートを引きつけ続けられる理由とは何だろうか?
Driveの中でモチベーションを引き出す内的要因として、「自律」「専門性」「理念・やりがい」の3つが最も重要な要素であるという。
Appleでは人材を引きつけるというミッションをジョブズ自体が自認し、担っているという。ジョブズのマネジメントスタイルとして、プロジェクトを立ち上げ、そこにスペシャリストを集結させ、いわば編集者として、メンバーの自立性を引き出し、任せながら商品をAppleスタンダードにふさわしい形として完成させていくという。
Appleにおけるモチベーションアップの秘訣とは、
□世界を変えるという衝動に訴えること
□ジョブズを喜ばせるために働く、がんばるということ
□分業体制は敷かず、皆が全行程に揚力するということ
だという。
「あの人と働きたいという欲求」
「あの人がいう壮大なビジョンを一緒にチームで実現したい」
そこに、従業員が、ある程度の自発性を持った上で関わっていくというどちらかというと、先に上げたリクルートのスタイルに近い方法かもしれない。

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3月28日(日)のつぶやき

2010-03-29 00:43:32 | 知のコングロマリット
01:13 from TwitBird iPhone
すごいです!宝地図ナビゲーターの望月氏がフォローしてくださいました。 #nowplaying チャプター5 三年で私の夢はすべて実現した ♪ 宝地図ナビゲーター/望月俊孝 http://bit.ly/dgf5AE in iPod app via @twitbird
01:20 from TwitBird iPhone
望月俊孝氏のPodcast素晴らしいです。ワクワクすることを生活の中心に置く。行動に重きをおく。どういう行動をとるか?その指針として宝地図を作るということ。
01:22 from TwitBird iPhone
RT @takara_map 「ひとはいつでも、証拠を見るより先に信じている。私に詩が書けるというどんな証拠があったか。私はただ信じただけだ。私たちのもつ最も創造的な力、それを信じることである」 http://bit.ly/dlvwtA 素晴らしいコトバ。
01:23 from TwitBird iPhone
RT @takara_map はい、心がけます RT @tonyrobbins 「人生に必要な3つのものとは、幸福、自由、心の平安。それらはいつも人に与えることによって獲得される。」今すぐ与えよう。(アンソニー・ロビンズ) :望月さんの想いを実践する。自分が夢に近づくこと。
01:49 from TwitBird iPhone
少し、背伸びしたプロフィールに変えてみた。自己定義、セルフイメージをまず、マーケットに対して変えてみる。
03:02 from TwitBird iPhone
RT @masason 人生は、一度きり。命が引きちぎれるくらい志しに挑戦せよ。
RT @d430: 今年、17歳の僕に一言いただけないですか?
孫さんやっぱり、熱いなあ。
10:00 from TwitBird iPhone
かなり久し振りにポール・マッケンナ氏の催眠CDを聴いて寝た。パワーが漲っている。


10:03 from TwitBird iPhone
Long time no listen to Paul Mackenna CD, but yesterday I listen it when I slept.It gave me much energy now!
12:35 from web
悔しさも行動の重要な原動力なんだろう。そう思う。
13:01 from web
まずは、なりたい自分を発信していくことから始めよう。いまさら、なにも失うものはない/
13:50 from TwitBird iPhone
眠れる獅子奮迅。である。と、思いたい。
18:40 from TwitBird iPhone
今から,岡山に出発です。昔の取引先のかたの結婚式の二次会です。なんか、よいご縁がありそうな予感。良い機会を頂けたことに感謝です。
18:51 from TwitBird iPhone
いくら努力しても苦痛ではなく、絶対に飽きない、それが「向いている仕事」ではないでしょうか?-村上龍


19:09 from TwitBird iPhone
向いている仕事とは:楽ではないが止めようとは思わないし、それを奪われるのは困るという仕事のこと。


19:31 from TwitBird iPhone
諦めること。捨てること。そのことで、得られるものもある。
22:08 from TwitBird iPhone
成功の原点が岡山にあるとしたら、戻りたい。いいところだ。
22:45 from TwitBird iPhone
すべては過去の話だったとしても、それを成し遂げたのは自分である。
by Masaomisoda on Twitter
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