東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

always、都電の風景

2006年06月16日 14時32分47秒 | 交通
去年久しぶりに見た映画,「always三丁目の夕日」のDVDを買ってきて再度見ました。懐かしい東京風景とストーリー楽しいです。DVDお勧めです。

例によっておかしいのは、都電などが出てくる場面です。系統番号など調べて作ってあるので、そこまでやるならもう少しリアルにやって欲しかったです。困るのは6000型だけが出てくることです。

都電3系統(品川駅前-飯田橋)
この系統は700型という独特の電車だけが走っていました。小型で前が絞ってあり、窓が大きくルーミーな車両でした。3系統に6000が入ったのは昭和40年を過ぎた最後の頃のようです。

都電11系統(角筈新宿-月島)
映画ではこの線に乗ったはずだけど、チラッと見えた番号は13番でした。11番は専用の唯一3ドア車である5000型の必要があります。晴海通りを快走する幅広の大型車体はかっこよかったですよ。

都電14系統(新宿-荻窪)
都電はこの線のみ狭軌で、2000というここしか走れない電車でした。もちろん6000型は入れません。幅が狭いけど長めの車体でした。

14系統の停留所
ありえないのは、後半、新宿方面に行く電車の右側に停留所(安全島)があって、右側ドアーをあけて乗降している光景です。

メモ
西久保巴町?(夕日町)から高円寺に都電で行くには?

3番で四谷駅前
11番で新宿駅前
14番で馬橋?

当時乗り換え切符は無かったと思うので、2回乗り換えて3回料金を払うのはとても大変です。普通の考えでは四谷から中央線でしょう。

その他
上野駅、C62、客車内から見た風景よかったですね。ただ、上野発の青森行き列車を、山側の土手からミゼットで追いかけるシーンはどう見てもアリエナイ。

お願い
良く出来た映画だけに、上記の部分CGをリメイクして発売してくれたら・・・・・うれしいです。

それにしても3、11、14と、特別な車両が走る路線ばかり選んだのは面白いですね。映画の6000型がよくできているのが惜しいです。