東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

マンション建設計画その1

2006年08月05日 10時01分26秒 | 建物
当家の東側、2mの私道の向かいに、300坪の空き地が出来ました。
立て看板を見ると、15階建て、43mのマンション!!!

この地区は、基本的に2階せいぜい4階の低層住宅地区です。
写真の向こう側の4m道路の向かいには、5-7階立てがあります。


7月27日に説明会があり、次のような要望書を出しました。




株式会社○テック・コンサルタンツ御中

貴社南麻布2丁目○番地計画について



拝啓 時下貴社ますますご清栄の事とお慶びもうしあげます。

さて、上記の建築計画のご案内を頂きました。

この地区で、300坪というまとまった土地はきわめて貴重な存在であり、本来なら区立公園として最もふさわしい存在ともいえます。
建築計画にあたられては、2丁目のシンボルになる優れた建物を希望します。

誰もがあこがれる、価値ある建物、周囲に良い影響を与え、周辺から喜ばれる計画こそが貴社に最高の利益を生み出してくれることでしょう。
これからマンション業界のトップとして活躍される御社としては、地の利を得たこちらに建築する建物を、これから作る建物の見本的存在にして下さい。

周辺住民も良好な建物、公共空地の計画には大賛成です。
その観点から計画の立て看板を拝見すると、15層、43メートルという高さが目に付きます。周辺にはそのような高層建築はありません。



当面クリアすべき問題点を列挙します。

1.震災時、不幸にして火災が生じた場合等の避難

2.周辺住民への風害

3.周辺住居へのプライバシー

4.周辺住居への日照被害対策

5.周囲の建物との調和

6.もし小規模住居が中心なら、車、自転車の増加による交通公害

常識的に考えると4層程度の中層建物で、大型高級住居が、周囲に調和し、貴社の利益ももたらすのではないでしょうか。ぜひ、周辺住民との話し合いを充分行っていただき、時間をかけた計画を作られる事を希望します。

敬具

平成18年7月27日
南麻布2丁目○番地住民一同
臨時代理人 東京老人

附 消防はしご車 東京都では、道路事情から40m級しか配置されていません。この最大クラスは2丁目○番地区に入ることは出来ません。

経過をアップします皆さんのご応援(応援に”ご”はつかないか)をお願い申し上げます。