東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

長野 3

2007年08月28日 20時53分16秒 | 国内旅行
松代の旅
いい。

山寺常山邸
庭園都市・松代といわれるほど各地に庭園が残っている。各家に水路を引き込み隣の家に通じている。この家も建替え保存されており、無料で開放している。



主な建物は失われているが書院が復元されている。



座敷からの風景は借景が生きている。


象山記念館
せっかく車を停めたのに行くのをやめてしまった。
日陰になっていて良かった。

長国寺
風変わりなしゃちほこのあるお寺、こんなスタイルは他では見かけないと思ったら、長野 2でお見せしたとおりである。



お寺の裏手塀に囲まれた部分に初代藩主の霊廟があって、極彩色に彩ってある。



その軒先に左甚五郎作のつるがいる。



ここを見学していると、もう一人の客は斑鳩にすむ女性であった。
不思議な場所であった。



この辺の見学で遅くなって松代城址の見学が出来なくなってしまった。駅にいそぐ。ここで息子一家を乗せて駅前に一時停車していたとき、パトカーに覗かれたのである。



善光寺
戒壇めぐり
本道の地下、まっくらな戒壇めぐりである。ここは手すりがなくこの先どうなっているかまったくわからない。子供が泣いたけれど本人は喜んでいたのではないか?
三歳の子供はなかなかった。



野尻湖へ
ナビさんに入れて出発すると長野インターへあれっと思うと高速に入るではないか。高速の必用はないようなはずだったけど、、、
後でよく見たら、4辺形の3辺を通っていた。(ナビにはその後も悩まされた)

孫の食事
今度学校の子供が、なんともわがままなのだ。この日もご飯を何にも食べない。
脅したりすかしたりされるのが面白いのだろう。おしっこについては先日つくばのお泊り以来何とか行くようになった(ホテルだけ)そうである。



以下次号
(以下次号ってあなた、まだ1日めですよ)

長野 2

2007年08月28日 19時53分26秒 | 国内旅行
松代、例の戦時中防空壕を掘ったところである。
以前からいってみたいと思っていた。

約9ヶ月の間に、当時の金額で2億円、延べ300万人の労働者をいれ、一日3交代で掘ったといわれている。ガイドブックを見ると「強制的に動員して」とあるけどこれはうそだね。



長野電鉄松代駅
懐かしいむかしの駅である。



町並み
古い町並みにあわせた家がみられる。
電柱の地下化も進んでいる。この点東京電力は遅れている。例えば新東京美術館の前。堂々の電柱である。(長野は中部電力)



防空壕は象山壕というのが公開されている。象山神社の駐車場がいっぱいでこの美術館にとめた。このへんの道は充分に広いのに駐車禁止で、とめている車は一台もない。きっと捕まるのであろう。



これから行こうと思う長国寺と同じ「しゃちほこ」の乗ったお寺があるではないか。(長国時にあった建物だった)本堂は土間になっている。

(松代大本営になかなかつかないね)



おまたせしました。防空壕です。3箇所に分散して有り、こちらは公開されている部分である。地下道が平行して20本作られておりそれぞれ監督が居て競争していた。朝鮮人の監督が特に酷い扱いをしていた模様である。



入り口は少し狭く下り坂になっている。中はすごく涼しい。途中で曲がっており600メートルもある。80%出来たそうだが穴がほられただけで内装は無し。皇居の部分はかなり出来ているらしい。(気象庁が利用していて見学できない)



内部にはトロッコの線路のあとも残っている。膨大なズリが出たと思うが何処にあるかといえばないのである。東京などに運んだそうだ。数寄屋橋の堀を埋めたのに使ったらしい。ズリが出たら米軍の偵察機ですぐ分かるものね。



この辺りは全て岩盤で、ダイナマイトを使って昼夜兼行で掘っていたようだ。
横の壕は金網で保護されていて入れない。



このような通路に所々説明版がある。これだけの設備をして無料で見せている。



向こうにかすかに明かりが見える。表に資料館が2つある。一つは個人のボランテイアが作った物だ。大体想像していた通りだった。



そばの蕎麦屋がとても繁盛していた。そば+フライ3本  とてもうまかった。
お勧めである。象山壕中々の人気スポットになっていて、レストランも3軒ぐらいある。

以下次号