東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

中央線で緑陰浴→多摩森林科学園

2011年04月30日 08時38分27秒 | Weblog
京王線で高尾、高尾から中央線各駅停車で緑をたのしみ、大月から富士急行線で富士を見に行く、腰痛で本格的なハイキングはできないので電車で森林浴だ、

という計画を立てて高尾で降りると10;23、ちょうど下り電車が出てしまって、次は10:52である、仕方がないから高尾駅を降りて正面の緑を見に行くことにした、

ここには湯の花トンネル事件の慰霊碑がある、終戦前の8月5日米国グラマンが中央線列車を襲ったのだ、米軍航空士の遊び心で機関銃を撃ち大勢の民間人を殺した虐殺事件である、案内の標識が小さすぎるなあ、もっとみんな関心を持たなくてはいけない、

    

つぎに多摩森林科学園というのがあった、桜の見本園もあり、たくさんの種類が咲いているようだ、ここに入ってみる、森林科学というように桜以外でも多くの樹木の種類があり、なかなかのものだ、桜の4月は400円そのほかの月は300円である、

   

セコイヤの木なんか、ここでもずいぶん高いように思うが、アメリカの世界最高の木はどんなものだろう、そんな2000年クラスの木をみんな切ってしまって、今になって保存しているのだ、カルフォル二アでは1930年ごろ、中国人労働者300人を追い出したらしい、明日の3時までに撤退しないと広場で絞首刑だといって、、、、アメリカの悪口が続いた、、、

   

ここはとても上手に作ってあり、園内を回るのに2時間くらいかかってしまった、とても有意義な散策であったが電車で森林浴という趣旨からはだいぶ離れたなあ、腰にはだいぶ負担をかけた、

    

帰りには森林科学館という施設があり、うまく展示されていた、天下り施設もこのくらい元気に運営されるといいと思う、帰りに駅近くの食堂で食事、わっぱ飯というのだが、なかなかうまい、これは冷凍しておいてお客がきたら暖めて出すだけだから簡単でよい、2時に行ったのだけど満席で毎日にぎわっているようだった、僕らは蟹と鰻わっぱだ、最後に高尾駅を鑑賞した、皇族の多摩御陵参りのためずいぶん立派な駅である。

今日は予期しない方向にいいったけれどもいい結果だった、いい思いで帰りの電車に乗った。