リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最近のニュースから

2006-03-03 14:25:40 | 家づくり
●JIO、雨漏りの非破壊検査を全国展開

 住宅の検査や保証を手掛ける日本住宅保証検査機構(JIO、東京・江東、大久保三郎社長)は赤外線カメラを使って住宅の壁を壊さずに雨漏りなどを調べる「雨水・漏水調査」を全国展開する。これまで手掛けてこなかった東北や東海地域でもサービス提供を開始。地域の建設会社へのサービス充実で業務拡大を目指す。
 JIOの調査方法は、壁を破壊せずに内部の水分の有無を調査可能。実際に水をかけて調査する一般的な「水かけ試験」と比べ、調査の精度が高く、作業人員・時間を減らせる利点があるという。調査価格は10万5000円から。

【2月24日/日経産業新聞】



●ノンバンク、長期固定住宅ローンに相次ぎ参入

 「長期固定金利型の住宅ローン(最長35年)」に大手ノンバンクの参入が相次ぐ。オリックスは1日、住宅金融公庫との長期固定の提携ローン(フラット35)を開始した。楽天も10月に参入する。日銀の量的緩和策の解除が近づき、金利の先高観から長期固定型への需要は強まるとの判断だ。これまでの主要な担い手だった銀行側は迎え撃つ構えだ。
 代表的な長期住宅ローンは住宅公庫が民間金融機関と提携した「フラット35」。民間が融資した債権を公庫が買い取って証券化し、投資家に転売する。住宅ローンを扱う金融機関にとっては、金利変動のリスクを回避できる利点がある。
 フラット35を扱うのは銀行や信用金庫のほか、住宅ローンの専門会社。日立キャピタル、積水ハウスなどが出資する日本住宅ローン、ソフトバンク系のSBIモーゲージ、全国の不動産業者が設立した全宅住宅ローンなどだ。従業員を減らすことなどでコストを削減、銀行に比べ融資金利を抑えて、融資実績を伸ばしてきた。いまではフラット35の累積契約件数の約4割をノンバンク系が占めるほどだ。

【3月2日/日本経済新聞 朝刊】