●JIO、雨漏りの非破壊検査を全国展開
住宅の検査や保証を手掛ける日本住宅保証検査機構(JIO、東京・江東、大久保三郎社長)は赤外線カメラを使って住宅の壁を壊さずに雨漏りなどを調べる「雨水・漏水調査」を全国展開する。これまで手掛けてこなかった東北や東海地域でもサービス提供を開始。地域の建設会社へのサービス充実で業務拡大を目指す。
JIOの調査方法は、壁を破壊せずに内部の水分の有無を調査可能。実際に水をかけて調査する一般的な「水かけ試験」と比べ、調査の精度が高く、作業人員・時間を減らせる利点があるという。調査価格は10万5000円から。
【2月24日/日経産業新聞】
●ノンバンク、長期固定住宅ローンに相次ぎ参入
「長期固定金利型の住宅ローン(最長35年)」に大手ノンバンクの参入が相次ぐ。オリックスは1日、住宅金融公庫との長期固定の提携ローン(フラット35)を開始した。楽天も10月に参入する。日銀の量的緩和策の解除が近づき、金利の先高観から長期固定型への需要は強まるとの判断だ。これまでの主要な担い手だった銀行側は迎え撃つ構えだ。
代表的な長期住宅ローンは住宅公庫が民間金融機関と提携した「フラット35」。民間が融資した債権を公庫が買い取って証券化し、投資家に転売する。住宅ローンを扱う金融機関にとっては、金利変動のリスクを回避できる利点がある。
フラット35を扱うのは銀行や信用金庫のほか、住宅ローンの専門会社。日立キャピタル、積水ハウスなどが出資する日本住宅ローン、ソフトバンク系のSBIモーゲージ、全国の不動産業者が設立した全宅住宅ローンなどだ。従業員を減らすことなどでコストを削減、銀行に比べ融資金利を抑えて、融資実績を伸ばしてきた。いまではフラット35の累積契約件数の約4割をノンバンク系が占めるほどだ。
【3月2日/日本経済新聞 朝刊】
住宅の検査や保証を手掛ける日本住宅保証検査機構(JIO、東京・江東、大久保三郎社長)は赤外線カメラを使って住宅の壁を壊さずに雨漏りなどを調べる「雨水・漏水調査」を全国展開する。これまで手掛けてこなかった東北や東海地域でもサービス提供を開始。地域の建設会社へのサービス充実で業務拡大を目指す。
JIOの調査方法は、壁を破壊せずに内部の水分の有無を調査可能。実際に水をかけて調査する一般的な「水かけ試験」と比べ、調査の精度が高く、作業人員・時間を減らせる利点があるという。調査価格は10万5000円から。
【2月24日/日経産業新聞】
●ノンバンク、長期固定住宅ローンに相次ぎ参入
「長期固定金利型の住宅ローン(最長35年)」に大手ノンバンクの参入が相次ぐ。オリックスは1日、住宅金融公庫との長期固定の提携ローン(フラット35)を開始した。楽天も10月に参入する。日銀の量的緩和策の解除が近づき、金利の先高観から長期固定型への需要は強まるとの判断だ。これまでの主要な担い手だった銀行側は迎え撃つ構えだ。
代表的な長期住宅ローンは住宅公庫が民間金融機関と提携した「フラット35」。民間が融資した債権を公庫が買い取って証券化し、投資家に転売する。住宅ローンを扱う金融機関にとっては、金利変動のリスクを回避できる利点がある。
フラット35を扱うのは銀行や信用金庫のほか、住宅ローンの専門会社。日立キャピタル、積水ハウスなどが出資する日本住宅ローン、ソフトバンク系のSBIモーゲージ、全国の不動産業者が設立した全宅住宅ローンなどだ。従業員を減らすことなどでコストを削減、銀行に比べ融資金利を抑えて、融資実績を伸ばしてきた。いまではフラット35の累積契約件数の約4割をノンバンク系が占めるほどだ。
【3月2日/日本経済新聞 朝刊】