●マンション各社、超高強度コンクリートを相次ぎ採用
マンション分譲各社が従来の約二倍の強度を持つ「超高強度コンクリート」を相次ぎ採用している。高層マンションでも柱を太くせずに済み、居住空間を広くできる。強風時や地震時の揺れも抑えられるという。耐震性能に対する消費者の関心が高まる中、高層マンションへの導入が広がりそうだ。
三井不動産などは川崎市の武蔵小杉駅前で建設中の分譲マンション「パークシティ武蔵小杉」に国内最高強度のコンクリートを採用した。施工は竹中工務店。伊藤忠都市開発、ジョイント・コーポレーションなどが周辺で建設している「ザ・コスギタワー」でも同強度のコンクリートを採用する。施工は大成建設が担当する。
[4月18日/日本経済新聞 朝刊]
●「フラット35」の05年度申し込み件数、3.5倍に
住宅金融公庫は17日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の2005年度の申込件数が前年度の約3.5倍の5万9573件だったと発表した。金額ベースでも1兆3824億円と同3.4倍。長期金利の上昇を受けて同ローンに関する問い合わせが急増しており、同公庫は今後も増加傾向が続くと見ている。
申し込み状況を月別に見ると、バリアフリー対応などの優良住宅を対象にした金利優遇キャンペーンを実施した昨年6―8月が各月とも6000―7000件台と多く、3カ月だけで約2万件の申し込みがあった。一方、日銀の量的緩和策の解除が発表された今年3月は4602件で、前月より787件多かった。
提携ローンは住宅公庫が民間金融機関の住宅ローン債権を買い取って証券化する仕組み。行政改革に伴い、住宅公庫の融資を段階的に縮小する一環として03年10月から始めた。
マンション分譲各社が従来の約二倍の強度を持つ「超高強度コンクリート」を相次ぎ採用している。高層マンションでも柱を太くせずに済み、居住空間を広くできる。強風時や地震時の揺れも抑えられるという。耐震性能に対する消費者の関心が高まる中、高層マンションへの導入が広がりそうだ。
三井不動産などは川崎市の武蔵小杉駅前で建設中の分譲マンション「パークシティ武蔵小杉」に国内最高強度のコンクリートを採用した。施工は竹中工務店。伊藤忠都市開発、ジョイント・コーポレーションなどが周辺で建設している「ザ・コスギタワー」でも同強度のコンクリートを採用する。施工は大成建設が担当する。
[4月18日/日本経済新聞 朝刊]
●「フラット35」の05年度申し込み件数、3.5倍に
住宅金融公庫は17日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の2005年度の申込件数が前年度の約3.5倍の5万9573件だったと発表した。金額ベースでも1兆3824億円と同3.4倍。長期金利の上昇を受けて同ローンに関する問い合わせが急増しており、同公庫は今後も増加傾向が続くと見ている。
申し込み状況を月別に見ると、バリアフリー対応などの優良住宅を対象にした金利優遇キャンペーンを実施した昨年6―8月が各月とも6000―7000件台と多く、3カ月だけで約2万件の申し込みがあった。一方、日銀の量的緩和策の解除が発表された今年3月は4602件で、前月より787件多かった。
提携ローンは住宅公庫が民間金融機関の住宅ローン債権を買い取って証券化する仕組み。行政改革に伴い、住宅公庫の融資を段階的に縮小する一環として03年10月から始めた。