8月25、26日に行われるシマノ・ジャパンカップ全国大会に向けて、21日午前10時に高崎を出発しました。片道1000キロの長いドライブです。でも今回は、同じクラブの黒岩さんと出場なので、長い道のりとは言え、わきあいあいで、高津川に向いました。
21日は、移動のみで、22日になって、いよいよ活動開始です。とりあえず、大会エリアになりそうな、高津川、匹見川を行ったりきたりで散策からはじめました。一通り、川相を把握して、漁協で、オトリと漁券を買って、支流の匹見川で、まず竿を出す事にしました。
噂には聞いていましたが、匹見川は、抜群の透明度のある清流です。やっぱり水の綺麗な川で、鮎が釣れれば最高です。さ~下見開始です!!話しよると、高津川は、ダムが無く、日本一の水質で、天然遡上がバリバリ掛かると聞かされていましたので、入れ掛かりに期待したいところでしたが、川岸にふせていたオトリ缶を開けてみると、オトリ鮎が、すでに1匹死んでいるではありませんか!! しかも、生きている残りの三匹もすでに、ヒクヒクしています。参りました。連日の猛暑で、川の水温が高く、オトリの水温合わせが、かなり難しいのです。黒岩さんと話し合いの結果、何とか生きている3匹のオトリの中で、一番元気がありそうなやつを、私が、使って、野鮎を取る事にしました。責任重大です。
体色の変わりはじめた、瀕死オトリに、ハナカンを通して、泳がせて見ますが、水面を泳ぐだけで、これでは、釣れる気がしません。黒岩さんも瀕死オトリを使って、釣り始めますが、開始早々、ギブアップです。再び、オトリのおかわりを覚悟したころに、石裏に全く泳いでいないオトリに、運よく飛びついた魚がきました。20センチほどの綺麗な魚で、何とか、これで、釣りが続行できると思い、ホッとします。オトリが変わったら、更に
続けて2匹釣れましたので、黒岩さんに野鮎を分けて、やっと、二人とも、まともに釣り開始になりましたが、掛けた魚も、扱いを慎重にしなければ、弱りが早いため、今大会は、この高水温との戦いになるなーと判断しました。それでも、魚影は濃い川なので、下見の釣りで、五時間ほど釣って、35匹つれました。一日釣れば、50匹くらいはいけそうです。