今年はすでに多くの来季新加入選手(新卒)が決定している。
フィッツジェラルド君(成立学園高校、元年代別ニュージーランド代表)、木暮君(三菱養和ユース、年代別日本代表)、大野君、長谷部君(ともにアルビレックス新潟ユース、年代別日本代表)の4名。全員が代表経験あり、もしくは現代表という強者揃いだ。
新潟がここまで早い時期に、しかも有力選手をこれだけ多く獲得できたのは、今年が初めてだ。サポーターの中には数年後に彼らが成長し、アルビレックスが黄金期を築いていることを夢見る者も少なくないだろう。
来季の新戦力が着々と決まっていく一方、現在のトップチームでは離脱者が続出している。次節の浦和戦に出場できない(できない可能性のある)選手は以下の通り。△は微妙、×は出場不可
FW:△エジミウソン(両膝痛)
MF:×マルシオ・リシャルデス(累積警告で2試合出場停止)、×田中 亜土夢(骨折)
DF:×海本 慶治(怪我リハビリ中)、×内田 潤(靱帯損傷)、△永田 充(鹿島戦で怪我?)
△選手が出場できない最悪の状態になった場合、次節の予想布陣は
深井 矢野
坂本 松下
本間 シルビーニョ
松尾 千葉 千代反田 三田
北野
リザーブ:野澤(GK)、中野(DF)、田中秀哉(DF)、六車(MF)、寺川(MF)、吉澤(MF)、河原(FW)
ベンチ入り以外メンバー:諏訪(GK)、鈴木大輔(DF・特別指定選手)
ベンチ入り7名の内、六車・吉澤はベンチ入りが今シーズン初(吉澤はプロ初ベンチ)。ベンチ入りできない2人の内、鈴木大輔は特別指定選手の高校生であるため、実質余っているのはGKの諏訪だけだ。
もともと25名というJ1最小人数でシーズンをスタートさせ、マルシオ・松尾の2名を途中で獲得するも、慎吾・マーカスを手放し、やはり25名で落ち着いた。その少人数制がここにきて仇となっているかたちだ。
出場選手が足りなくなるなんて他のチームじゃ考えられない、とんでもない修羅場だ。どうしようもなさすぎて、もう笑うしかない状況だが、サポーターとしてはこんなときの方が気合が入るというもの。残り8試合、全力で戦うぜ。