一部スポーツ紙ではすでに報道されていたが、専門のサッカー誌に載っていると、さすがに落胆すんねぇ…。
何がって、今週発売されたサッカーマガジンにJ1各チームの来季戦力予想が掲載されているのだが、動向が注目される選手の中にエジミウソンの名前もあった。もっとも、同誌には横浜FMが獲得を狙っていると書かれているので、最初に報道したスポーツ紙と同じレベルの情報ではあるのだが。
エジミウソンには新潟に残ってほしいが、もしも移籍した場合のことを考えてみた。
まず、国内移籍の場合。
この場合、移籍先から取れるだけ多くの移籍金をふんだくって終了。来季は敵として対戦することとなる。
次に、海外移籍の場合。
この場合、新潟にとって大きな問題が発生する。エジミウソンが契約満了での移籍となるため、国際ルールでは移籍金が発生しない。つまり、タダでエジミウソンを持っていかれてしまうというわけ。過去に鹿島の中田浩二がフランスのクラブへ移籍した際、鹿島には雀の涙ほどの移籍金しか支払われなかったのはこのためだ。本来ならば、そのわずかな金額すら移籍先クラブは支払う必要がなかったわけだが、それでも支払ってくれたのは鹿島とJリーグの移籍金システムに対する配慮からだろう。
さて、どうしますか。ブラジル代表を目指すエジにしてみれば、国内移籍では大きな意味がないと思うし、サポーターとしても代表入りを応援したい。なにより、エジと対戦したくない。でも、新潟の厳しい財務状況を考えると、国内移籍が好ましい。
まあ、なるようにしかならんわけだけど、よーは、あれだ。残留してくれりゃいいのよ。うん。