メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

山形神室

2015-07-27 23:08:48 | 山行
7月26日、サッカーで山形に行ったついでに山にも登ってきたよ。

山形県と宮城県の県境にそびえる、山形神室だ。下の写真は途中のトンガリ山を越えた先の鞍部で撮影した山形神室。


ちなみに、自分は鞍部という場所が嫌いである。理由はぬかるんでいたり、妙に植物が茂っていることが多いから。
山形神室というからには別の神室もあって、すぐ隣には仙台神室岳があるよ(こっちの方が標高が高い)。
さらに言うと、山形県には秋田県境にも神室山系・神室山があるね。

スタートは笹谷峠からになる。峠の標高は約900m、ここまでの足がないので山形の山交バスセンターからタクシーで¥5,910でした。
峠は笹で覆われた気持ちのいいところ。狭い幅員&急傾斜&急カーブ連続の国道286号でここまで来れます。


これから向かう山が見える。中央の丘がハマグリ山、左の三角形がトンガリ山、その右奥が目指す山形神室だ。


途中のハマグリ山へ到着。ハマグリ?の貝殻で作られた山名標は壊れかけていた。


振り返ると雁戸山とその奥に蔵王の姿が。


気持ちのいい稜線を歩いて、トンガリ山を越えて、山形神室山頂到着です。
山頂は林の中であまり展望が良くありません(山形市街側は狩り払われている)。


笹谷峠から山形神室までは写真を撮りながら歩いて1時間30分くらいでした。何個かピークを越えるとはいっても標高1344m。比較的簡単に登れます。
ハマグリ山直下にロープ付の岩場があり、トンガリ山直下もそれなりに急な坂ですが危険個所はほとんどありません。

そして時期が良かったのかもしれないけど、花がとても多いんですね。ここで紹介する写真以外にも多くの花が咲いていましたよ。


コース中はほぼ全体にわたって何らかの花が咲いていますので、歩いていて飽きることはありません。
標高1200~1300程度の山域ですが、それ以上の景色と花が楽しめるいい山でしたね。
もし山形市かその周辺(宮城側も含む)に住んでいるなら、春・夏・秋にそれぞれ登ってみたいものです。

で、帰りはずっと下まで歩きます。平日ならば峠を下った山形側最奥の集落である関沢までバスがありますが、休日は運休。
関沢から6kmくらいの距離の防原バス停を目指すのだが、これが長いのなんの…。山登りよりもこっちのがつらいっす。
コメント
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