メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

最低から最高の甲斐駒ケ岳

2017-07-18 22:53:13 | 山行
7/17は久しぶりに山へ。
今回目指したのは甲斐駒ケ岳、昨年はすぐ隣の仙丈ケ岳へ行きましたね。

今回も甲府に前泊して4:35発のバスで広河原へ、さらに別のバスに乗り換えて北沢峠に行きます。
3連休で行楽地は混みあっていたかと思いますが、連休最終日なので山は比較的空いていましたよ。
(連休初日は甲府からバス8台出ても積み残しが発生したらしい…この日はバス2台でも余裕あり。しかも途中の芦安からの乗客は0)

登山口の北沢峠到着が7:00頃。天気はなんと雨。。。
いい天気になるとは思っていなかったけど、スタートから雨とはね。。。
たいした降りではないんで雨具の上だけ着用して歩き始めます。


ルートとしては仙水峠経由で。ここはスタート直後の長衛小屋を振り返ったところ。
この小屋前の河原がキャンプ指定地で、ざっと見たところ100張くらいあったかな。


最初は薄暗い林の中を行きますが、ちょっと行くとこんなガレ場に出ます。仙水峠までこんな感じが続いて、登りはたいしてなかったっすね。
ちなみに雨はすぐに上がってくれた。


スタートから約1時間で仙水峠到着。ここからは鳳凰三山の地蔵岳が見えた。
さて、ここからが本格的な登りですな。標高差500mの駒津峰へ向かいます。


途中で見つけた花。バラ科の花っぽいけどなんですかね、分かりません。。。

駒津峰まではけっこう急な道。500mの登りはきちーっす。そしてガスと強風でさみーっす。
これじゃー昨年の仙丈ケ岳と同じじゃねーか。

でも、たぶんあの上が駒津峰だと思う。。。


駒津峰に到着しました、ここで標高2750m。ちょっとガスも薄くなっているかな。。。
登山前は標高2400mくらいからガスがかかっているように見えたんで少し晴れてきているのかしら。
ちょっと休憩して甲斐駒ケ岳へ向かいます。

駒津峰から5分くらいなんですがね。

ガスが取れてきましたぜ!


昨年は視界5mの中を歩いた仙丈ケ岳も見える!


すっかり晴れたなー。
登山道は直登コースと巻き道に分かれていたので、ここは直登で。


甲斐駒ケ岳はやっぱり花は少ないのね。。。


白い花崗岩の大地を登り続ければ…

標高2967m、甲斐駒ケ岳へ到着です。

では山頂からの展望を…

南東に摩利支天(手前下のでっぱり)と鳳凰三山と奥に富士山。

南は北岳&間ノ岳、標高2位と3位の山ですな。

南西は仙丈ケ岳。

北西には鋸岳。

日本の標高第1位から3位までの山を1枚に。

仙水峠(中央のガレ場のあたり)を見下ろす。

北岳から仙丈ケ岳まで写真をつなげてみた(ちょっとずれてるし、色が違うけど…)。
やっぱり南アルプスは1つ1つの山がでけーな。

午後からの方が天気は良くなると思っていたけど、これだけ展望が得られるとは思っていませんでした。
山頂でゆっくりして下山します。


さらばだ!

帰りは登りとは違い、双児山経由で。
久しぶりの登山のせいか、標高が高いことで疲労度が違うのかわかんないけど、ゆっくり歩いている割に疲れています。
駒津峰の登り返しとか、双児山への登り返しとか、地味にきつい。。。

双児山でもう1回振り返ってみた。
ここからは北沢峠まで下るだけ。。。でも標高差600mの下りはけっこう長かった。
そして帰りの甲府駅までのバスも長かったぜー。

とにかく無事に行ってこれました。天気も初めは想像以下でしたが、最後は想像以上に良くなって。
別の山だけど、昨年の仙丈ケ岳の無念を少しだけ晴らせたかな。
仙丈ケ岳はまた天気のいい日に行きたいし、そのうち北岳にも行きたいな。
コメント
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