メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

剣山~三嶺縦走②

2019-05-02 15:27:29 | 山行
剣山山頂での朝です。

風は止んではいないけど、だいぶ弱まっています。
そして風向きが変わっていますね、昨日は南側から(の割にクソ寒い)吹いていた風が28日は北東方向からになっています。
この風なら稜線歩きも問題ないですね、ほないくどー。

さくっと剣山頂を通過。
 
ロープや柵にエビのしっぽが発達しています。昨日の強風のほどが伺い知れますなぁ。

隣の次郎笈まではすぐ。

この笹原につけられた道がいいんすよ。
まあ、ちょっと登りますが。


次郎笈到着。標高1930mで剣山よりは低いけど、後方に見えている本日の目的地、三嶺(200名山)よりは高い。


剣山よ、さらば。

ここからは初めて歩く道です。

三嶺まで15.2km。

ちなみにもう一方には剣山1.8㎞の表示。つまり三嶺まで17km!
ある程度歩いているときならさほど問題ではない距離ですが、最近あまり歩いてないしなー。

ここから三嶺までは主に標高が上がると笹原、下がると樹林帯という道が延々と続きます。
コメント少な目で行きますね(手抜きではない)
 

丸石という小ピークで剣山(左)と次郎笈(右)を振り返る。


まだまだ先は長いで。
  

高ノ瀬でまた振り返る。

まだ三嶺まで半分来てないってよ。

先へ進みます。
  

白髪避難小屋まで来ました。

ここからは三嶺を正面に見られます。

だいぶ近くなりましたね、でもぐるっと回っていくから見た目よりかは遠いという。

そこからまたいくつかのアップダウンを越えて、

三嶺へは最後の登りを残すのみのところまで。
 
ここへきて鎖場とか、かなり急な登りです。


なんどか休みながら剣山から6時間くらいで、
三嶺山頂へ到着~(標高1893m)

山頂はかなりの人数がいますが、ほとんどはこれから下山する名頃からのピストンでしょう。

山頂を離れて三嶺を振り返る。

あの左の斜面に剣山からの道がありますが、こうやって見てもなかなか急よね。

山頂付近は何かの低木が群生しておりまして、花とか付ける木だったら開花時期はきれいでしょうね。

いや、何の木かは知らんのだけどさ。

山頂自体は狭いけど、その周辺はけっこう広いです。

三嶺と言うと、山頂部分よりもよく見るのはこっちの池と避難小屋が映った写真かと。


んじゃ、帰りますよっと。名頃へGO。


山頂直下はけっこうガレていたりして、剣山よりずっと険しい山容です。


だいぶ疲れもあってゆっくり歩いています。
ずいぶんとヤドリギだらけの木やなー。


名頃の登山口駐車場へ到着。

そこそこの広さがある駐車場で、三嶺の登山者の多さが分かりますね。
見ノ越へ自転車をデポして車をここへ駐車し、三嶺から剣山へ縦走する人もけっこういるようです。
バスも走っているんですが、1日に2本だけ。
自分はもちろんバスですが何か?
ちなみに見ノ越にはシーズン中3方向からのバス便がありますが、どれも1日2便程度のようですね。

気持ちのいい稜線をいく縦走路ですが、さすがにアップダウンはそれなりにあるので
かなり疲れました。
でもいつか歩きたかった縦走をできて満足です。

ここから途中でバスの乗り換え1回でJR土讃線・大歩危駅へ行き、今夜のホテルがある徳島市まで移動します。
今夜は3日ぶりに布団で寝れるねー。
コメント (2)
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剣山~三嶺縦走①

2019-05-02 14:34:45 | 山行
GWは10連休、何しようと考えていたら10連休四国満喫きっぷという、¥13,000で
JR四国全線の普通・特急列車と第3セクター線全線を連続する4日間乗り放題というすっげぇ切符が
発売されていることを知り、四国へ行ってきました。

で、四国へ行くんなら以前剣山へ行ったときに歩きたいと思った三嶺までの縦走を
やってしまおうという思惑です。

とは言え、四国は遠いですからね。
住んでいる埼玉県から夜行高速バス・特急列車等を乗り継いで家を出てから16時間(現在時刻14時過ぎ)で到着したのが
ここ、剣山の登山口である見ノ越です。

ここには登山リフトもあるけど(1700mまで上がれる)この時点ですでに標高1450mですからね、歩きましょう。

登山口の剣神社で登山の安全を祈念しまして、


雪と氷の剣山へ。

どうも前夜から27日にかけて雪が降ったようです。

天気は曇りだけど山には雲がかかっていませんので目的地の三嶺も見えています。

登山道は一部凍結していますが、アイゼンを付けるほどではありません(一応6本爪だけ持ってきた)。

4月の終わりの四国でこんな世界だもんねー。


登山口から1時間半ほどで本日の宿、剣山山頂ヒュッテへ到着。
本日4月27日が2019シーズンのオープン初日だそうです。
 
ほぼ満員と聞いていたけどキャンセルが出たのかだいぶ余裕でした。
となりの寝床には誰も来なかったのでこの2人スペースは独占できましたよ。
そしてなんと、電源がありスマホ等充電可能です。

ヒュッテのすぐ裏が山頂なんでちょっと行ってきますが、山頂は真冬です。

3年ぶりの剣山ですが、山頂標識も氷で見えませんな。

ちなみに剣山は標高1955m。西日本では石鎚山に次ぐ標高2位の山らしいです。

明日はこの先へ向かいます。
前回は日帰りだったんで正面の次郎笈までしか行けなかったんだよなぁ。
(広島戦で広島に遠征したときです、熊本地震本震の翌日でしたね…)


写真では伝わらないけど、この時一瞬も止む事の無い強風が吹き荒れています。
ここまでの登山道は風向きが山の陰になっていたから問題なかったけど、山頂・稜線は体を持っていかれるような強風だし、
冬山登山の装備でも手や顔はキツイ寒さです(関東の1000~1500mの山へ真冬に登るのと同等の装備なんですがね)。
この風が止まなかったら明日の縦走は無理ですなあと思いながら、この日は寝ました。

ちなみにこの記事で山行にアップした記事が100個目。
狙ったわけではないけど、第100回の山としてはなかなか良かったかなと。

続きは②で。
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