メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

藤原岳

2022-04-18 22:22:42 | 山行
4月16日、岡山戦の前日は山に登っていました。
今回目指したのは三重県の鈴鹿山脈に位置する藤原岳。

スタートは三岐鉄道三岐線の終点、西藤原駅。
ここから藤原岳表登山口は歩いて5分くらいなので電車登山の人でも非常に楽ちんです。

登山口には立派な登山センターのようなものがあります、これだけで人の多い山だということがわかりますね。

標高差約1000mの藤原岳登山スタートです。

登山道には写真のように1から10合目までの表示があります。

歩いた感覚としては、標高差というよりは距離で10分割している感じかな。

8合目を過ぎると明るい林に変わります、そして(まだ葉っぱだけだけど)バイケイソウがたくさん。


さらに登っていくと石灰岩の露出が目立ってきますね。

付近にはフクジュソウがたくさん咲いていました。でもそろそろ終わりに近い感じかな。

フクジュソウは石灰岩の地質を好んで自生するらしいです、この山を見るとまあ納得だわね。

いよいよ山頂台地直下、雪がまだ残っています。

鈴鹿山脈はけっこう雪積もりますもんね(よく知らんけど)。

山頂部にはこんな無人の山荘もあります。

歩いている途中では泊りで縦走するような装備の人もちらほら、まあここで泊まるかどうかは分からんけどね。

藤原岳山頂部はこんなところ。

いわゆるカルスト地形ってやつですね。
台地状の山頂部は南北に広いです、最高点の天狗岩というポイントに行ってみましょうか。

自然の庭園っていう感じでいいですなぁ、ここはもう一発で気に入りましたよ。


天狗岩に到着しました。登山口から山荘まで約1時間50分、山荘から天狗岩まで約20分だったかな。

逆光気味で見づらいけど、標高1165mと書いてあります。国土地理院の地形図では1171mのはずなんですがね。。。
さ、次は奥に見えている展望台という場所に行きますか。

鈴鹿山脈ではこのデザインの道標がおなじみらしい。

まあ、私は以前に↓の動画を見て以来この道標にいいイメージがないんだけど。。。
https://www.youtube.com/watch?v=YAEg5yHK6dA&list=PLoQfNvgzqPUQ7wPbhKqUtgaScSPtLk4V1
「楽しく安全な登山を!」

山荘に戻って10分ちょいで標高1140mの展望台と呼ばれる場所に到着。

なんでこんなクソな写真しか残っていないんや(泣
藤原岳山頂というとこっちをさすことが多いみたいですね、多くの人は天狗岩には行かないみたい。
ちなみに天狗岩は上のクソ写真の右に写っているでっぱりね。
山頂からのパノラマ写真はこんな感じ。


さて、人の多い展望台の滞在はほどほどにして下山します。
登りとは違うルート(孫太尾根)で帰りますぞ。

藤原岳は石灰岩の山なので、採掘場があります。
三岐鉄道も元々はこの山で採れた石灰岩を都市部へ運ぶために作られた貨物線だったのではないでしょうかね(貨物は今も現役)。

あんなところまで働く車が。

孫太尾根の下山開始地点はいきなり急やでー。

残念ながら写真じゃ伝わらんけどね。。。

いくつかアップダウンがあるんだけど、下ってきて最初の登りを終えて藤原岳を振り返る。

じゃあの(・∀・)ノシ

こっちもところどころ花が咲いている。

開ききったカタクリってあんまり見たことなかったかも。
あとムラサキヤシオ(?)の色すげーな。

孫太尾根の登山口に到着~。

写真に写っていない手前は墓地なんよ。。。

ここからは三岐鉄道三岐線の伊勢治田駅が最寄(約3km)ですが、5km歩いて三岐鉄道北勢線の阿下喜駅を目指します。
これで三岐鉄道三岐線、北勢線の2路線コンプリートできるぜ!

あの尾根を右から左まで歩いてきたんよ。


道路を約1時間歩いて阿下喜駅に到着。
そこで待っていたのはこの電車ですよ。

小さくておもちゃみたいでしょ、北勢線は日本でも他に1社しか営業していない(?)ナローゲージの電車なんですよ。
人口密集地でもない場所を同じ鉄道会社が軌間の違う2路線を並行して運営するって珍しいですよね、この日はこの後北勢線で桑名へ出て、
近鉄・阪神・山陽電車を乗り継いで姫路まで移動、翌日の岡山戦に備えたのでした。

この日は台風の影響(?)で晴れているのに強風が吹き荒れていました。
それでも初めての藤原岳は想像以上にいい山でしたよ、鈴鹿山脈の山も侮れませんね。
ただ鈴鹿はどの山もヒルが出ます、あと1か月もしたらちょっと登るの躊躇しますねー。
コメント
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