本日も気温が上がらず、
ちょっと外に出るのに、しまいこんでいたマフラーを出したら・・・
面白いものが紛れ込んでおりました。
・・・手織りのプチマフラー
10年以上も前、デパートの北海道物産展で、
一目ぼれしてしまった、シルクの染め糸。
落ち着いたパステル系の色合いに惹かれて2カセ購入しまして。
何を編むという目的もないのに、
多分、糸を見ているだけで幸せになる気がして、
衝動買いになったのでございましょう。
そして、数年間はこの「カセ」のまま、
見て、触るだけで満足していたのでした。
触り心地もとてもよろしい
さて数年後、編み物をするために、この「カセ」を玉にしなければ、
というわけで、
ころころ~んと、巻いてみました。
・・・と書くのはたやすいですが、実は途中でこんがらがって、
何度も糸を切る羽目になりまして・・・。
1カセ巻いたところで、力尽きてしまいました。
そしてそのまま、また数年放置。
たまにこの糸を見るたびに「どうにかしなければ」と焦燥感に駆られるので、
あまり見ないようにしていたのですが、
おもちゃ屋さんで、「手織り機」を見かけて、
ひらめいた
家にあったダンボールで簡易手織り機を作成(?)し、
櫛を利用して、手織りに挑戦しました
若いころ、はたおりを触らせてもらったことがあったので、
気分はトントント~ンと・・・
・・・しかし、なかなか織れないものなのですねぇ。
所詮、ダンボールと櫛ですから。
糸を上下に手繰って、揃えて・・・
糸も細めなので、なかなか進展せず、
いつになったらマフラーに近づくのでしょうかと、
何度くじけそうになったことか。
家族にも、「ダンボールが邪魔だ」と邪険にされ・・・
地道な作業の成果です・・・でも、自分でバカだと思ってました。
こうして、幅10㎝、長さ110㎝ の
プチマフラーが織りあがったのです
達成感はありましたが、もうやりたくない・・・かなぁ。
せっかく作ったけど、あまり使ってないし。
写真にあるように、まだ1カセ以上も糸が残っていますが、
いつか、編む気持ちが訪れるのかな。
今でも、糸の色合いや肌触りはとっても好きなのですよ。