先週、13日(木)に県沼津工業技術支援センターで静岡県清酒鑑評会の撮影をし、午後に『喜久酔』の県知事賞受賞を受けて小躍りし、ブログを書いて、ホッとひと息ついたとたん、急に熱が出て、そのままダウン。翌14日(金)は40度近い高熱で起きられず、お腹もゆるくなり、土日は完全にグロッキー状態でした。少しでもモノを口に入れると下痢が収まらないので、何かに当たったかも…と心配になり、今朝一番で最寄の消化器内科に駆け込んだところ、「風邪の腸炎でしょう」とアッサリ。「下痢は気にせず、どんどん食べなさい」といわれてしまいました。下痢は気にせずって言ったって、これじゃ外出できないよ~と泣きたくなりましたが、ただの風邪だとわかったら、急におすしが食べたくなったりして。さすがに酒はしばらく控えようかと思ったら、某蔵元から宅配便でホワイトデーの大吟醸が…。
しずおか地酒研究会では、毎年この時期に、鑑評会審査員の松崎晴雄さんに、鑑評会の裏話やその年の新酒の傾向をうかがうサロンを開催します。県知事賞受賞の蔵元もゲストに招いて、受賞酒もしくは同等の酒を試飲させてもらう会員お楽しみのサロン。ちょうど下痢腹を抱えて呻っている間、松崎さんから都合のよい日時の電話が入り、県知事賞受賞の喜久酔さんの都合を調整し、3月27日夜に開催することになりました。
27日といったらあと2週間もない! 年度末でみんな忙しいだろうし、歓送迎会シーズンだし、早く会場を探して案内を出さないとまずい…。案内には来年度の年会費納入のお願いも書かなきゃならないし、一緒に『吟醸王国しずおか』の資金カンパのお願いを出すつもりだったので、それも作らねば…。ちょっと待て、週明け締め切りの仕事があったんだっけ。
その後は、寝たり起きたりしながらの作業。すしが食べたいという潜在意識が働いたせいか、サロンの会場は静岡駅前の松乃鮨さんにお願いし、『吟醸王国しずおか』の資金カンパ依頼書を作り、会員110人宛てに送付し、週明け締め切りの仕事をちょこっとかじって、またダウン。
大事な恒例サロンの案内や、『吟醸王国しずおか』資金カンパのお願いを、下痢腹抱えてドサクサ紛れに出さなければならなかったのは一生の不覚でした。
今、思い返すと、20年前、初めて酒蔵取材に出かける前の晩、急に親知らずが痛くなり、歯痛でほとんどきき酒ができなかった私。大地震直前のナマズのように、何か、どでかい渦の中に踏み込む前に、身体の神経が何かを感じ取ったのかもしれません。その渦が、どうか禍ではありませんように!
*しずおか地酒サロン「松崎晴雄さんの静岡県清酒鑑評会2008打ち明けばなし」
3月27日(木)19時~21時、駅前松乃鮨(静岡市葵区 JR静岡駅前 松坂屋横)にて。会費5000円。
県知事賞受賞の青島酒造蔵元杜氏の青島孝さんも参加します。喜久酔を味わいながら、酒類ジャーナリストで日本酒輸出協会理事長でもある松崎さんの、今年の静岡の酒の傾向、全国の傾向、そして日本酒の国内外での市場動向について興味深いお話をうかがいます。
しずおか地酒研究会会員の参加を優先しますが、このブログをご覧になり、参加希望される方は大歓迎!鈴木真弓(プロフィール欄のメールアドレス)までご連絡ください。研究会入会も受け付けます。
を大変懐かしくまた感慨無量です。これからもさらなる飛躍を心より祈っております。頑張って下さい。
投稿 清水光雄 | 2010/02/19 16:52