杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

「暖杯!しずおか地酒屋台」来場御礼

2013-02-11 12:23:08 | しずおか地酒研究会

 2月9~10日の2日間、静岡市中心部の青葉イベント広場・葵スクエア(静岡市役所裏)で開催された地域支援イベント「しずおか早春の楽市2013」にて、しずおか地酒研究会のブース【暖杯!しずおか地酒屋台】を出店しました。看板の字、「暖杯」に力を入れすぎて「屋台」まで書けませんでした(苦笑)が、おかげさまでお天気に恵まれ、真冬らしい寒さも手伝って、「今日はビールより日本酒だなあ」というお客さんが続々来てくれました。ストーブを前に出して燗酒用の湯煎鍋をデモしたのが奏功し、燗酒や甘酒が飛ぶように売れましImgp1187
た! お寒い中、お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

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 「しずおか早春の楽市2013」は、2月8~10日開催の静岡おでんフェア(同実行委員会主催)の協賛イベントとして静岡市観光シティプロモーション課が企画したもの。出店者は他に、山の幸を代表して【清沢道の駅】と【玄国茶屋】、海の幸を代表して【由比港漁協】、みやげ物代表で【駿府楽市】。同課の担当者が、せっかくおでんや桜えびがあるなら、是が非でも地酒を!と、熱心にプロモーションし、回りまわって年明けに私のところへ「どこへ話を持っていけばいいだろうか」との相談がきたのです。

 

 

 おでんフェアと競合しない市の地域産品イベントで、単独のメーカーや販売店の名前では出店不可というしばりがあり、駿府楽市や組合組織での出店を希望していたようですが、調整に時間がかかったり、その他もろもろの事情で、結局、ニュートラルな市民団体組織なら問題ないということで「しずおか地酒研究会」で出店することに。スズキのような素人がなんで出しゃばるんだとギョーカイの方々から突っ込まれるのを覚悟でお引き受けしました。

 

 

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 静岡市役所のみなさんは、1996年、しずおか地酒研究会の結成のきっかけとなった静岡市立南部図書館地酒講座の開催時からお世話になっていて、足を向けては眠れない、という思いもありましたし、地酒の消費拡大という大きな目でみたら、ギョーカイがフレキシブルに対応できないこういう機会をフォローするのがフリー団体の役割だろうと、ある種、開き直りと使命感?に燃えた、というところもありました。

 

 

 もちろん、私自身には酒販免許がありませんので、研究会でお世話になっている長島酒店(葵区竜南)、丸河屋酒店(葵区田町)に出店を依頼しました。出店料不要、地酒研へのマージンもなし(もとより趣味のボランティア団体ですから)、売り上げは全額店へ、という負担のない条件でお願いしましたが、イベントブースで酒や食品を販売するには保健所等への届出が必要ですし、両店にとって、店を空けてまで出店した価値があったのかどうかわかりません。それでも両店とも、本当に一生懸命やってくれました。

 

 

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 9日は長島酒店の長島隆博さんが、静岡市内の銘柄をワンカップでそろえ、冷や&お燗で呑ませてくれました。全種300円均一です。

 

 ○萩錦 本醸造カップ

 ○忠正(駿河酒造場) 本醸造カップ

 ○正雪 金紋カップ

 ○英君 佳撰カップ

 ○臥龍梅 純米吟醸カップ

 ○初亀 本醸造 (1合売り)

 ○喜久酔 特別本醸造(同)

 ○開運 上撰(同)

 

 

 

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 ブースの前に出したストーブの上に鍋を置き、ワンカップをそのまま湯煎して酒温度計で適温を測って売るというスタイルが物珍しかったらしく、おでん片手のお客さんが大勢集まってくれました。中には、買ったその場イッキ呑みしちゃう危ないオジサンやお姉さんもいて、街中の屋外イベントで酒を売るってこういう難しさもあるんだなあと痛感しましたが、多くのお客さんが「静岡の酒っておいしいんだねえ」と喜んでくれました。

 

 

 

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 この日は助っ人に、静岡市役所の豊後さん、稲作農家の松下明弘さん、「たまらん」編集長の平野斗紀子さんが来てくれました。またおでんフェア仕掛け人のPAC柴山社長が燗酒を何杯もお代わりして大いに客寄せに貢献してくださり、珈琲専門店「くれあーる」の内田一也さんが、おでん片手の看板男?を務めてくれました(笑)。松下さんは蔵元になり代わって熱心に酒質の解説をしてくれたりして、しずおか地酒研究会の会員総力で盛り上がったなあと嬉しくなりました!

 

 

 

 

 ところが午後からだんだん寒くなってきて、なんとなく体が重くなってきて、終了の16時まではなんとか耐えたものの、終わった後は冷や汗と腹痛。帰宅後は腹下しでバタンキュー。薬もなければ病院にいく気力もわかず、とにかく腹巻をして湯たんぽをかかえて布団にくるまり、ひたすら腹痛がおさまるのを待ちました。夜中に嘔吐し、なんとなくお腹の中がすっからかんになったのを機に腹痛がおさまり、翌朝はなんとか起き上がれました。上半身はなんともないのに、下半身、とくに足が冷凍庫に突っ込んだみたいに冷え冷え状態だったんですね。単純に冷えからお腹に来たようで、ホッとしました。

 

 

 

 

 

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10日は丸河屋酒店の河原崎吉博さん夫妻が、こういうラインナップをすべて1合300円で呑ませてくれました。

 

 

 ○君盃 天領の瀧純米 無濾過生原酒
 ○天虹 しぼりたて純米 無濾過生原酒
 ○萩錦 純米吟醸 無濾過生原酒
 ○忠正 海舟の山廃純米 5年古酒(旧吉屋酒造製)
 ○正雪 特別本醸造 生 山田錦
 ○英君 吟醸 袋吊雫酒
 ○平喜 喜平 特別純米 誉富士

 ○開運 上撰
 ○花の舞 純米 誉富士 富士山を世界遺産登録に
 

 

 このラインアップを1合300円で呑める価値をすぐに理解してくれたお客さんは、ほんの一握りだったかもしれないけど、こういう場所だから、一杯300円だから呑んでみようと、たまたま買ってくれたお客さんが、その銘柄に好印象を持って覚えてくれる、ファンになってくれるということが、こういう場所での出店の意味なんだろうと思いました。だからこそ、いい酒を(もちろん赤字にならない範囲で)惜しみなく出すべきなんです。事実、お客さんの中には「おでんフェアの会場で売っていた日本酒が一杯400円で0・5合しかなくて味もイマイチだった、ここの評判を聞いて来た」という人もいました。

 

 

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 地酒のほかに、富士錦の純米吟醸酒粕で作った甘酒を一杯100円、酒粕も200g100円で販売。家族総出で200gの小分けパックを100セット用意してくれたそうで、これが飛ぶように売れました。ブースに遊びに来てくれた岩科蓮花さんがさっそくこの酒粕でシチューを作ってフェイスブックにUPしてくれたりして、こういう情報の広がり方ってありがたいなあとしみじみ。

 

 河原崎夫妻は、お子さんがたまたま「しずおか早春の楽市2013」のダンスステージに出演されるとあって、本来は酒を売ってる場合じゃなかったと思いますが、お客さんが途切れず、甘酒や燗酒を作るのに必死で、11時から16時まで休憩なしでがんばってくれました。ちなみに、河原崎さんちの息子さんは、子役タレントとして活躍中で、CM(お母さんの得意料理が“冷奴”というCMとか)にも数多く出演中なんですよ!

 

 

 

 

 厚着&腹巻&カイロ対策で腹痛もどうやら復活することなく、無事、イベントが終了しました。差し入れを持ってきてくださった荒澤さん、狩野さん、本当にありがとうございました。空腹の身にはしみじみ美味しかったです。他のブースをまったく見られず、おでんも1本も食べられなかったのは心残りでしたが、思い出に残るおでんフェアになりました。


下田から再出発した『アットエス地酒が呑める店』

2013-02-06 11:05:44 | しずおか地酒研究会

 静岡新聞のポータルサイト・アットエスで連載中の『静岡の地酒が呑める店』を、久しぶりに更新しました。先月末、下田へ行ったときに取材した手打ち蕎麦の店・いし塚さんです。こちら
をご覧ください。

 

 

 

 気がついてみると、この連載も162回目。ここ数年Dsc01335は、これぞという店が発掘できたときに、思い出したように投稿するというワガママを許していただいていました。

 

 10年余り前、連載を始めた頃は、知り合いの居酒屋さんや酒販店さん推薦の店を紹介したくてウズウズしてって感じで、張り切って取材していたのですが、ある程度取材し尽くした後、新規の店を発掘しようという自分のモチベーションをキープするのに苦労しました。この間、SNSが発達したり、フリーペーパーが続々創刊したりで、飲食店情報の発信方法が大きく変わり、情報の価値や読者のニーズも多様化し、自分の立ち位置を探すのに苦労した、ということかな。

 

 

 昨年、フェイスブックを始めてから、「名前は知ってる」「一度、どこかで名刺交換したかも」「共通の知り合いはいるが、本人はまったく知らない」という人とつながりを持つことができました。その中に静岡の酒を扱う飲食店がいくつかあり、フェイスブックを通してですが、彼らの地酒愛の深さや広がりのほどを知って興味を持ったのが、連載再開のモチベーションにもつながりました。自分の足で飲み歩いたり、蔵元や酒販店の人脈に頼るといったアナログ世代の情報収集方法は、いかにも時代遅れだなあ~と痛感させられましたが、SNSが仕事に役に立った初めての、ありがたい事例になったわけです。

 

 

 

 下田に赴いたのは、下田のご当地PB酒『黎明』のプロジェクトチームから、相談を受けたのがきっかけでした。『黎明』は、10数年前、下田のまちおこしグループ『にぎわい社中』と、市内の酒販店十数店で結成した下田地酒倶楽部という組織が呼びかけてスタートしたもので、市民から会員を募り、下田市内でコメの田植えから稲刈りを体験し、新酒を買い取ります。『黎明』という酒銘は下田在住の女優有馬稲子さんの命名。醸造は富士高砂酒造に委託し、ピーク時は会員200名超の一大プロジェクトになりました。私はしずおか地酒研究会の活動や取材ワークを通し、このプロジェクトを陰ながら応援してきました。

 

 今回は、にぎわい社中のリーダーだった楠山俊介さんが、昨年、下田市長に当選し、下田地酒倶楽部のリーダーだった植松酒店さんも店をたたむという事情が重なり、『黎明』をどうやって発展成長させていこうか、チームの主だった方々と一緒に考える、そんな目的で下田へ行ったのでした。

 で、どうせなら、最近フェイスブックで仲良しになった(下田地酒倶楽部メンバーではない)つちたつ酒店さんにも会いに行き、ついでに、つちたつさんがよくフェイスブック記事で絶賛しているお店にも行こうと。

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 つちたつ酒店さん、国道414号線を通って下田に行くときは、時々立ち寄ってお酒を買ったりしていましたが、ご本人とじっくりお話したり、お店を案内してもらうのは初めて。下田の観光酒販店というよりも、地酒ファンに向けて有名無名問わず、これぞという銘柄を腰をすえて扱う地酒専門店です。

 

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 静岡モノでは、『喜久酔』や『國香』といった静岡酵母酒を大切に扱っていたのが嬉しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 ・・・あらためて10年という歳月を考えてみると、「しくみ」や「手法」など、変わらざるを得ないものは、劇的に変わるし、腰をすえて決めた「目標」や「使命」といったものは、10年でも20年でも変わらないものだと思います。

 

 

 

 『いし塚』さんとの出会いは、確かに「しくみ」や「手法」を変えた成果ですが、石塚さんが感動した『國香』の蔵元が目指すものは、まったくブレていない。ブレていないからこそ、新しい世代にもしっかり伝わったのです。手前味噌ですが、國香の姿勢がブレていないことを、ブレずに理解できる自分だからこそ、つちたつさん、いし塚さんともつながったんだと実感しました。

 

 

 『黎明』も、目指すものがブレなければ、担い手がメンバーチェンジし、手法が変わっても、地元にしっかり根付いていくと思います。単なる酒販店の生き残り策ではなかったから、多くの市民が共感してプロジェクトが成立した。その原点からブレずに、しっかり育てていってほしいなあと思います。

 

 

 下田では、もう一軒、美味しい魚の店を取材しました。時期をみて、アットエスにUPしますので、ご期待ください!

 


曽根正弘さんのミャンマー訪問記

2013-02-04 11:29:05 | ニュービジネス協議会

 (社)静岡県ニュービジネス協議会の機関誌『SHIZUOKA NEW BUSINESS』の新年号が完成しました。

 目玉は、協議会副会長でテレビ静岡元会長の曽根正弘さんが寄稿してくださったミャンマー訪問記。アジア新市場として大注目のミャンマー・ヤンゴンに、2012年11月、協議会海外視察団が訪問したのですが、さすが、フジテレビの海外特派員として世界各国を取材された曽根さんならではの、読み応え十分のレポート&写真です。

 

 機関誌は2色刷りで、せっかくの写真のよさが半減してしまっているので、曽根さんのお許しのもと、当ブログで再掲させていただくことになりました(一部、参加個人名等は割愛させていただいています)。これからミャンマーにお仕事や観光で行かれる方は、ぜひ参考になさってください!

 

 

 

 

 

 

ミャンマー視察旅行(期間:2012.11.1720

 

 

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/報告者:曽根正弘氏((社)静岡県ニュービジネス協議会副会長/ミャンマー視察団長/㈱テレビ静岡取締役相談役)

 

 

 

 

 

 

 

総括: 

 

ミャンマーは開発途上国ながら、国民性は自主独立の気概と自尊心の高さで凛としています。信仰の深さによる精神的満足感、伝統的な道徳感・倫理感、天然資源の豊富さ、地政学的な優位性により、今後の発展が大いに期待されます。また、総じて親日的であり、英国統治下のビルマ族弾圧の記憶から、欧米に対する認識は現実的で、バランスがとれています。

 

 

 

 今回の訪問は週末から始まったこともあり、まず、主要な寺院を訪問し、仏教文化の深さを知り、旧来のマーケットや最新のショッピングモールを探訪して庶民の生活と経済を実感し、いくつかのレストランで食文化を体験し、アウンサン将軍の痕跡にも触れ、工業団地訪問では未整備ながら広大な産業基地が生まれつつあることを検証。ジェトロ訪問ではミャンマーの可能性について説得性のある解説を聞き、ミャンマー・日本ビジネス支援組合では先方の起業家たちと意見交換し、今後の交流のきっかけを作り、ミャンマーへの短い訪問でしたが、多くの収穫を得ました。

 

 

 

 

 

 

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総勢17名の静岡県ニュービジネス協議会の一行は中部国際空港からタイ航空にて6時間15分で、予定より約30分早く、現地時間1515分、バンコクのスバルナブミ空港に到着。2時間40分の乗継ぎ時間があって、ヤンゴン行きのゲートまでの約2キロに及ぶ長大なショッピングモールを見物しながら移動した。その距離に高をくくっていたら、間際になって、なかなか行き着かなくて、あせるくらいであった。バンコクからヤンゴンは1時間15分で現地時間1840分にヤンゴン国際空港に到着。

 

 

 

 

貸切バスに乗り込み、通訳・ガイドのサニーさんの解説を聞きながら、市内の宿泊ホテル近くのビヤガーデン「シュウェリー」に向かう。そこに着くと、ビジネス目的で先乗りしておられた鴇田会長(協議会会長/㈱TOKAIホールディング代表取締役社長)の姿があった。

鴇田会長の現地のアテンド役も加わって、庭に運び出したテーブルをつなぎ合わせての夕食会となる。長旅の疲れを癒すビールで乾杯。肉も野菜も焼いたり、煮たり、火を通したものDsc01674
ばかりで味付けは少し辛い物もあったが、日本人の口には比較的合うように思った。デザートのスイカには衛生状態を危惧してか手を伸ばさない人も多かったが、私は食べて、結果、全くセーフだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23時ごろに全員で記念撮影をして、ホテルに向かう。セドナ・ホテルは想像よりはるかに豪華なホテルで広いロビーとカフェ・レストランが正面に見えている。部屋に入ると、キーを壁にDsc01842
取り付けたポケットに差し込むと全体のスイッ
チになっていた。バスルームのアメニティーは日本の普通のホテル並みに、歯ブラシ、シャンプー、リンスなど揃い、タオルも大中小、バスローブまで用意されている。使い捨てのスリッパもあった。

 

 

 

テレビは私の部屋はソニー製42インチ。ミャンマー国営テレビのほか、NHK国際放送(英語のみ)、CNN、中国語チャンネルなどが見れるが、アンテナや伝送回路などが悪いせいか、画像は粗くて見にくい。ホテルのWiFi環境は整っており、すぐにiPadがつながったのは、ありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 6時起床。窓から見える景色は灌木の林と湖。林の中ではシャベルカーが木を伐採した土地の堀起こし作業をしている。

 後で分かったことだが、湖のほとりの一角に青い屋根と白い板壁のしゃれた邸宅があり、それが、アウン・サン・スー・チーさんの家だった。Dsc01852

 

 

 

 

 

 

 

 朝食は三々五々、1階のダイニング・ルームのビュフェでとる。100席ぐらいの堂々たるレストランである。メニューは極めて豊富で、洋風、中華風が中心で、ラーメンに似たスープ麺がうまい。

 

 

 

 

 

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 玄関先で結婚披露宴の受付が設けられて彩り豊かな民族衣装で着飾った若い娘さんたちが、花嫁花婿の友人たちらしく、招待客からボックス入りのお祝いの品を受け取って、お返しに縁起物の小さな金色のスプーンとフォークが入った小箱を渡していた。
ご祝儀は5,000から1万チャット、つまり、500円から千円ぐらいとDsc01689
いうのだから日本の50分の1ぐらいか。もちろん、収入や物価もそのぐらいの比率で低い。我々一行もこの受付け風景が面白く、話しかけたり、写真を撮ったりした。若い女性たちは愛想が良く可愛らしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チャーターバスに乗り、先ず、チャウタージー・パゴダ(寺院)を訪問。玄関先で靴を脱ぎはだしになる。ミャンマーでは、全ての寺院の中に入る時ははだしにならなければならない。内部の石畳はモップでしょっちゅう拭いているのだが、かなり濡れたままの場所が多く、用心していないと滑ってしまう。

 

 

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 この寺院は巨大な横臥仏を安置している。涅槃ではなく、休息するお釈迦さまなので、目元パッチリの女性的ふくよかさを漂わせている。その周囲には曜日別の仏様が配置されていて、人々は自分の曜日の仏様にお祈りをする。ミャンマーでは、誰もが自分の生まれた曜日を知っていて、結婚相手との相性も曜日によって決まっているとか。

 

 

 

 

 

 

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 続いて、市の中心部にある八角形のスーレー・パゴダに行き、沢山の市民が祈りを捧げる姿を見る。生まれた曜日の中の水曜日だけは午前か午後に分かれているので、1週間が8つの曜日になるのだが、パゴダの中の曜日の順番はカレンダーとは少し違う。中心のパゴダを1周したところにおばさんたちがテーブルで寄付を受け付けていたので、2,000チャット寄付したら、証明と感謝状をくれた。これで、人生ハッピーかな。

 

 

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しずおか地酒研究会屋外サロン『暖杯!しずおか地酒屋台』のご案内

2013-02-01 14:33:30 | しずおか地酒研究会
 久しぶりに地酒サロンのご案内です。
 来る2月9~10日、静岡おでんフェア2013の開催に合わせ、静岡市観光シティプロモーション課が実施する地域の魅力発信イベント「しずおか早春の楽市」の会場で、地酒屋台を出店することになりました。調整が遅れ、開催1週間前のギリギリでのご案内になってしまいました。ぜひとも社内・店頭またはネット等での告知・拡散をよろしくお願いします。

 

 
 
 
しずおか地酒研究会 2013冬の屋外サロン
暖杯 ! しずおか地酒屋台~ソトノミだけど暖ッタマロ
 
 
 
□日時 2月9日(土)~10日(日) 11時~16時
 
□会場 葵スクエア(青葉イベント広場静岡市役所前)
 
 
「しずおか早春の楽市」会場内にしずおか地酒研究会が出店する静岡の地酒屋台。
爽快な香りの新酒、おでんにマッチする燗酒etc、地元の味とのコラボを通し、地酒の魅力を再発見してみませんか?
試飲は有料ですが、この種のイベントでは味わえない特選地酒と美味しい呑み方を、プロの利き酒師が指南します。私は両日とも、“看板娘(笑)”として皆様をお待ちしております。飛び入り助っ人&冷やかし大歓迎。ふるってお越しくださいませ!
 

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 なお出店会場の「しずおか早春の楽市」は以下のような内容を予定しています。
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出店の部
①しずおか海産物ブース 桜海老や練り製品の紹介・販売(由比港漁協)
②しずおか農産物ブース オクシズ産農産物や田舎おでんの紹介・販売(清沢里の駅・玄国茶屋)
③静岡特産品ブース 駿府楽市の新商品紹介・販売(*地酒は除く)
④静岡地酒ブース しずおか地酒研究会(協力/長島酒店、丸河屋酒店)

ステージの部
①静岡おでんウルトラクイズ
②静岡市の女子中高生ユニット「十代時代」のパフォーマンスステージ
③静岡ゆるキャラ大集合
 
 
 
 
 なお、eしずおかブログサイトにて、新連載『杯は眠らない』スタートしました。本日2月1日、第2回がUPしました。こちらもぜひ。