2月5日 ワールドWaveモーニング
1月25日までの6日間 パリの中心部のレストランを会場に特製のラーメンを披露する催しが開かれた。
値段は1杯10ユーロ。
日本円で1400円ほどである。
東京や福岡などに拠点を置く6つの有名店の職人が一堂に集まりとんこつラーメンやしょうゆラーメンなどが提供された。
(イベント開催者 河原成美さん)
「欧米の人はずずっとすするのがだめというが
食感としては快感というかいいと思っている。
広まらないかなと思っている。」
日本でも高い人気を誇る様々なラーメンを味わえるとあって
連日 開店前から長い列ができパリでも大きな話題を集めた。
(来場者)
「朝9時から2時間待っています。
期待しています。
寒い中待ったので。」
この日のラーメンは6人の職人が共同で制作した名付けて「オールスターラーメン」。
とんこつとトリでとったスープに手打ち麺。、
チャーシューは塩漬けと炭火であぶった2種類。
メイン以外の食材はすべて現地で調達した。
厨房には充分な火力を備えた調理器具はない。
日本から必要な設備を持ち込むなどして何とか乗り切った。
開店前には必ずフランス人のスタッフにレシピを説明する。
(従業員)
「今日のスープはブタとトリのダブルスープ。
出汁には魚、貝類系も入っている。」
単純なように見える1杯のラーメンにも絶妙な味を出すために多くの材料が使われ
職人の技が込められていることを客に伝えようというのである。
日本文化を発信する政府のクールジャパンの事業の一環で開かれたこの催し。
この日は日本の商品を海外への売り込みを促進する経済産業省の関係者も視察に訪れた。
(経済産業省 伊吹英明課長)
「食というのは入り口にもなるし
実際 普及すると毎日お金を使って毎日必ず消費をするものだから
日本のラーメンであったり懐石であったり天ぷらであったり
食が入っていけるというのは日本の文化が浸透する大きな力になると思う。」
期間中 80席ある店内は常に満席。
主催者によると6日間で約4千食が提供された。
毎日売り切れで予想を上回る盛況ぶりだった。
(来場者)
「一見シンプルだけど複雑な味を楽しめた。
多く材料が入っていておいしかったです。」
「とても幸せ。
来年も来てほしい。」
ラーメンの材料や作り方にも興味を持ってもらおうと別の会場では親子を対象にした教室も開かれた。
フランスではラーメンの麺が小麦粉からできていると知らない人も少なくない。
教室には2日間で約140人が参加。
頭に手拭いを巻きラーメン職人になりきりラーメン作りに挑戦した。
作った麺はその場でとんこつスープで試食した。
(参加した子ども)
「とてもおいしかった。
生地をこねて水を入れてとても楽しかった。」
「自分で作り方もわかったのでよりおいしく感じた。」
日本の職人が本場の味を届けた1週間。
パリの人たちにとってラーメンが一番身近になった様子だった。
1月25日までの6日間 パリの中心部のレストランを会場に特製のラーメンを披露する催しが開かれた。
値段は1杯10ユーロ。
日本円で1400円ほどである。
東京や福岡などに拠点を置く6つの有名店の職人が一堂に集まりとんこつラーメンやしょうゆラーメンなどが提供された。
(イベント開催者 河原成美さん)
「欧米の人はずずっとすするのがだめというが
食感としては快感というかいいと思っている。
広まらないかなと思っている。」
日本でも高い人気を誇る様々なラーメンを味わえるとあって
連日 開店前から長い列ができパリでも大きな話題を集めた。
(来場者)
「朝9時から2時間待っています。
期待しています。
寒い中待ったので。」
この日のラーメンは6人の職人が共同で制作した名付けて「オールスターラーメン」。
とんこつとトリでとったスープに手打ち麺。、
チャーシューは塩漬けと炭火であぶった2種類。
メイン以外の食材はすべて現地で調達した。
厨房には充分な火力を備えた調理器具はない。
日本から必要な設備を持ち込むなどして何とか乗り切った。
開店前には必ずフランス人のスタッフにレシピを説明する。
(従業員)
「今日のスープはブタとトリのダブルスープ。
出汁には魚、貝類系も入っている。」
単純なように見える1杯のラーメンにも絶妙な味を出すために多くの材料が使われ
職人の技が込められていることを客に伝えようというのである。
日本文化を発信する政府のクールジャパンの事業の一環で開かれたこの催し。
この日は日本の商品を海外への売り込みを促進する経済産業省の関係者も視察に訪れた。
(経済産業省 伊吹英明課長)
「食というのは入り口にもなるし
実際 普及すると毎日お金を使って毎日必ず消費をするものだから
日本のラーメンであったり懐石であったり天ぷらであったり
食が入っていけるというのは日本の文化が浸透する大きな力になると思う。」
期間中 80席ある店内は常に満席。
主催者によると6日間で約4千食が提供された。
毎日売り切れで予想を上回る盛況ぶりだった。
(来場者)
「一見シンプルだけど複雑な味を楽しめた。
多く材料が入っていておいしかったです。」
「とても幸せ。
来年も来てほしい。」
ラーメンの材料や作り方にも興味を持ってもらおうと別の会場では親子を対象にした教室も開かれた。
フランスではラーメンの麺が小麦粉からできていると知らない人も少なくない。
教室には2日間で約140人が参加。
頭に手拭いを巻きラーメン職人になりきりラーメン作りに挑戦した。
作った麺はその場でとんこつスープで試食した。
(参加した子ども)
「とてもおいしかった。
生地をこねて水を入れてとても楽しかった。」
「自分で作り方もわかったのでよりおいしく感じた。」
日本の職人が本場の味を届けた1週間。
パリの人たちにとってラーメンが一番身近になった様子だった。