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プロレスとロック融合 NY注目のアーティスト

2016-06-22 07:15:00 | 報道/ニュース

7月4日 キャッチ!

ピーランダー星からやって来た「ピーランダーZ」。
イエローは日本人 日置健吾さん。
18年前にニューヨークでバンドを結成したイエローは
アメリカのロックシーンで最も有名な日本人の1人である。
人気の理由は演奏だけではない。
年齢を感じさせないエネルギッシュなパフォーマンス。
「わー!
 誰だお前たちは!
 何しに来たんだ!」
ステージに怪獣が乱入。
イエローたちとバトルを繰り広げる。
こうしたパフォーマンスで観客を楽しませるのがピーランダーZの得意技である。
「史上最高のショーね!」
「10年前のTシャツさ!
 ずっとファンなんだ。」
(イエロー 日置健吾さん)
「髪も無いし歯も無いし
 初老のおっさんが頑張っとるぞ、と。
 それを見て「俺も頑張って働こう」「頑張って子ども育てよう」とか
 活力になったらいいかな、と。」
イエローが画家を目指してニューヨークにやって来たのは26歳のとき。
しかし画家としては芽が出ず
そのフラストレーションを発散するためにバンド活動を始めた。
実は本格的な演奏活動はこのバンドが初めてだった。
ステージに飛び降りて骨折したり
激しいアクションでギターを前歯に当てて折ってしまうなど
まさに体当たりなパフォーマンスを続けてきた。
(イエロー 日置健吾さん)
「アメリカのいいバンドはいっぱいあるから勝たれへんな、と。
 勝たれへんなら最初から勝負せん方がええな、と。
 ネタ9割 曲1割
 エンターテインメントの面白さを
 ステージでおもちゃ箱をひっくり返すような
 自分が見たいライブがそうだったから
 ネタができてきて今の感じに。」
知る人ぞ知るイエローが大きな脚光を集めるようになったのはこの1年。
イエローが主人公の映画も作られた。
映画「マッド・タイガー」は
ひたむきにバンド活動を続けるイエローを描いたヒューマンドキュメンタリー。
こうしたイエローの快進撃は映画にとどまらず
テレビコマーシャルの音楽にも採用された。
(イエロー)
「ピーランダーは君たちを守る。
 一緒にいるから心配いらないぞ!」
舞台挨拶でもいつものサービス精神で観客を盛り上げる。
(映画監督 ジョナサン・イー)
「イエローの考え方は他のミュージシャンと違う。
 普通のミュージシャンは音楽で自分を表現するけど
 イエローは観客を思いやり
 楽しませることばかり考えている。」
バンドの人気が広がるにつれ
画家としての仕事も増えた。
ニューヨークで開いた個展の初日。
(イエロー)
「俺はすごい芸術家じゃないからみんなのエネルギーが必要なんだ!」
観客の目の前でライブペイントを行う。
ニューヨークに来た頃はあまり上手く描けなかった絵も
最近は思い切って描けるようになったという。
(イエロー 日置健吾さん)
「“俺は自由に描いてるぞ”“ライブペイントやるぞ”
 そういうていでやっていた。
 めちゃくちゃビビりながら。
 今は音楽やってきたおかげで体で描ける。
 大きい絵をジャンプして描く。
 自分の好きなキャラクターを描く。
 好きに描く環境を作って好きに描く。」
描き始めて1時間半。
イエローの作品がもう一つ増えた。



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