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人気の“ちょい飲み” いったい何故?

2014-10-13 19:01:05 | ビズ プラス

10月5日 BIZ+SUNDAY


サラリーマンのアフターファイブといえば居酒屋。
しかし売り上げが5年連続して前の年を下回るなどこのところ低迷を続けている。
そんななか注目を集めているのがちょい飲み
1人間旗少人数で1時間ほどの短時間
千円ちょっとの低価格でお酒を楽しむスタイルである。
このちょい飲みにさまざまな外食チェーンが相次いで参入している。

東京池袋。
居酒屋の苦戦が続くなか人気を集めている店がある。
大手居酒屋チェーンが展開するちょい飲み専門の店。
1軒め酒場 池袋南口店。
テーブルとテーブルの間は少々狭め。
一人客専用のカウンターを設けるなどして席数を増やしている。
メニューの数は居酒屋の3分の1ほどの50品。
最も高いものでも1品350円といお手軽。
少人数・短時間・低価格
ちょい飲み店がウケている背景にはサラリーマンのアフターファイブの大きな変化がある。
「みんな飲みに来ない。
 仕事終わったら帰る。」
「若い人はお酒を飲むより別の楽しみを持っている気がして。
 そこを無理やり誘うのが悪いのかなって。」
アフターファイブに職場の人間関係を持ち込まない。
それがルールの背景にあるようである。
(養老乃瀧 企画部 長嶋一誉部長)
「グループで飲む単位は小さくなってきている。
 ちょい飲みという形で短い時間で来たら一杯とつまみを少しつまんで
 家に帰ったら奥様が準備されている料理を食べるというような形のお客様が多数いる。」
東京中央区。
ちょい飲みを楽しむサラリーマンでにぎわう店は吉野家八重洲通り店。
実は牛丼チェーン吉野家の2階である。
今年6月 ちょい飲みに本格参入した吉野家。
平日の夕方5時半になると店頭に赤ちょうちんが登場。
牛丼店がちょい飲み居酒屋に変身する。
生ビールもおつまみもすべて500円以下。
もちろんおなじみの牛肉メニューも充実している。
「安ければ安い方が安心する。」
実はこの2階はこれまで客足の減る夜は閉めていた。
それを有効活用して始めたちょい飲み。
時間によっては行列ができるほどの人気である。
(吉野家 関東営業本部 柿崎智営業部長)
「非常にお客様から支持を得ている。
 できれば2階店舗だけではなくいろんなやり方でちょい飲みを普通の店舗でも挑戦していきたい。」
オフィスビルが建ち並ぶ大手町。
ビルにあるファーストフード店でもちょい飲みが出来る。
ケンタッキーフライドチキン読売新聞東京本社ビル店。
ちょい飲みのターゲットはサラリーマンだけではない。
昼間はフライドチキン目当てのOLたちでにぎわう店。
夕方5時になると照明が落ちビールやワインが楽しむことができるようになる。
ポテトやフライドチキンのほかにお酒に合う料理も。
おしゃれな雰囲気がうけ連日若いOLたちでにぎわっている。
主婦や年配の人たちにウケているちょい飲みの店もある。
「明日も仕事の日とかはこういう所がちょうどいい。」
東京都中央区。
主婦や年配の人たちにウケているちょい飲みの店もある。
ガスト 日本橋店。
この店は専用のメニューを用意。
生ビールの2杯目以降を割り引きにしている。
ファミレスならではの楽しみ方も。
オーダーした焼酎をドリンクバーに持ち込んで割ると好みの味を楽しむことができる。
パートを終えた主婦やご近所の年配のグループがちょい飲みをを楽しんでいる。
「居酒屋は若い女の子の声がうるさくて疲れる。
 気軽にちょっと仕事帰りにみんなで話をするときはこういう所がいい。」




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