朝日新聞の書評に載っていたのを知って、タイトルに惹かれて手に取った。
大阪大学のショセキカ・プロジェクトという企画から産まれた、各学部の垣根を越えた一つのテーマに向かって様々なアプローチをして思索を進めたという野心作である。
ドーナツの穴はどこまで削れるか。
ドーナツの穴はどこに存在するのか。
ドーナツには本当に穴があいているのか。
ドーナツを食べるとはどういうことなのか。
ドーナツってそもそも何……?
ということについて書かれている。
と、まあ、聞こえはいいけれど、正直物足りない印象を受けた。
もっと真正面から問題を切り取ることを考えないと、なんだか自分の得意分野に引き込んで、一本の記事を書きました、という文章ばかりだった。
我田引水をそのまま形にしたようで、あまりおもしろみを感じなかった。
書き方はすごくわかりやすいし、大学が一つのテーマに対して思索にふけることは、とても興味深い。
もうすこし違うタイトルで考えてみた方がよりおもしろかったかもしれない。
期待していただけに、そして結構いい金額がする装丁であるだけに、がっかり感がどうしても先行する。
大阪大学のショセキカ・プロジェクトという企画から産まれた、各学部の垣根を越えた一つのテーマに向かって様々なアプローチをして思索を進めたという野心作である。
ドーナツの穴はどこまで削れるか。
ドーナツの穴はどこに存在するのか。
ドーナツには本当に穴があいているのか。
ドーナツを食べるとはどういうことなのか。
ドーナツってそもそも何……?
ということについて書かれている。
と、まあ、聞こえはいいけれど、正直物足りない印象を受けた。
もっと真正面から問題を切り取ることを考えないと、なんだか自分の得意分野に引き込んで、一本の記事を書きました、という文章ばかりだった。
我田引水をそのまま形にしたようで、あまりおもしろみを感じなかった。
書き方はすごくわかりやすいし、大学が一つのテーマに対して思索にふけることは、とても興味深い。
もうすこし違うタイトルで考えてみた方がよりおもしろかったかもしれない。
期待していただけに、そして結構いい金額がする装丁であるだけに、がっかり感がどうしても先行する。
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