毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

トチノキ~ベニバナトチノキ

2012-06-05 23:26:26 | パワーアップな日々 2012

 

トチノキ月間なんて書きましたが、月間も月間、強化月間だったようです(笑)。

あのトチノキおじさんの一言から始まったわけですが、

 ぐんぐんどんどん流れはトチノキだったようで。

 

5月15日 エゾリスとトチノキ
5月26日 再びトチノキ
5月27日 トチノキ連荘
6月 1日 右股左股

 

短期間でこれだけトチノキをやっていました(笑)。

で、トチノキおじさんだけじゃなく、本もiコロさんもトチノキで。

これはトチノキの天の声に違いない。

 

たまたまなんですけど、読んでいた岩波ジュニア新書にトチノキの話が出てまして。

 

 街路樹のトチノキに赤い花が咲くのはなぜでしょうか?

 

なぜでしょ?なぜって、それはベニバナトチノキだからじゃないの?

そう思ったわけです。

琴似で見たベニバナトチノキの街路樹。普通に赤い花がこんもりたくさん咲いていたし。

で。

ここから一歩進むこととなるのですが、このベニバナトチノキって接ぎ木なんですって。

台木はトチノキ。ええっ、そうなの!足元トチノキで上はベニバナトチノキなわけ?

 

 トチノキの樹皮はコルク質が発達していて、縦に皮目が入っています。

 ベニバナトチノキは、すこし濃い灰色で皮目が目立たず、コルク質が少ない木肌をしています。

―略―つぎ木したあとがはっきり目立つ個体が多いので、確認してください。

                        樹木ハカセになろう/石井誠治 岩波ジュニア新書 より抜粋

 

そこで、ベニバナトチノキとのファーストコンタクト(?)、

5月26日に写した(ブログは27日の記事となりますが)写真を見直し確認してみたんです。

つぎ木したあとって本当にあるの?私でもわかるの?

 

 

あっ。なんだか線がある。これのこと?

 

 

 

これも線。色も見た目も違うっぽい。

これが下がトチノキ、上がベニバナトチノキの超合木?いや、すでに合体成長してベニバナトチノキなのね。

 

驚きましたわ。接ぎ木ってシステムもよくわかってないんですけど、

こんな、私でもわかるような、まるでブラックジャックのような←意味不明だけどわかって、

おじさんの一言からここまで知ることができるとは。

 

そこに、iコロさんからのコメント。ひょっとして、この接ぎ木ってとこがポイントかと。

 

いやぁ、トチノキをめぐる旅ですな(笑)。

 

で、この接ぎ木の線を、実物確認と、運が良ければ白花も見つけられるかなとでかけたのが、6月2日。

 (琴似神社のお祭りの夜にダウンしました・笑。たいしたことなかったけど、数日蟄居してました)

 

 

それでこの写真がでてくるわけです(笑)。

先日の写りこみ写真、あれを見た人は、いったいこのおばさん何を写したかったんだと思ったのでは(笑)。

これ、とってもはっきりしている。下のコルク質がトチノキ台木。

 

 

これはコブがいっぱいだけど、台木はかなり下なのかな?木肌が滑らかに見えるんですけど。

 

 

これは少し高めの位置で線が入ってます。途中に生えてる枝付近で上下の樹皮が違う。

って、この生えてきている枝はどちらの花が咲くのでしょう。

 

で、ひとつだけ、白っぽい花を見つけて写したのですが、ひどいブレというか、もろ動いちゃって流れちゃってて、

それも一枚しか写さなかったから、今となっては何とも言えません。

台芽が伸びて先祖がえりすることもあるそうで、

きっとこれだ、先祖がえりかどうかはわからないですけど、

iコロさんがいってるベニバナトチノキはこのことかなと気付いたものの、なかなか行動に移せず。

 

やっと今日、ダッシュで行ってきました。

あ、それは明日ごっそり載せるつもりなので、今日はちょっとだけ。

 

 

 

いやぁ、大きくて、離れて撮ったら白がとってもぼやけてしまう。

左側というか赤い花以外は白い花ゾーン。

 

こうなるとわかりやすいでしょか。

見事に白と赤が一本の木に咲いています。

 

後ろの木と重なってるんじゃないのと思われそう?

 

 

さきほどとは逆の位置、裏側から写しました。

太い幹は一本でしょ。でも上では枝分かれして、赤い花と白い花が咲いている。

あぁ、iコロさんに見せてあげたい。懐かしいでしょ。教えてくれてありがとう。

トチノキおじさんにも教えてあげたい。

おじさんが話しかけてくれたおかげで、私はここまで追っかけ走ってきた(笑)。

素敵なものを見知りすることができて、とっても嬉しい、うん。

 

意外とベニバナトチノキがいろいろな場所で咲いているのには驚きです。

今の時期、花が咲いているのでとても見つけやすいしわかりやすい。

花の時期が終わったら、きっとわからなくなるぞと(笑)。

 

 

こんなところにも植えていた。人気者の街路樹なんだ。

でも、ここって狭そう。

ここの幹の台木チェックしたいんですけど、ほら、若い木はどんな感じになってるのってね。

さすがに、ここはちょっと歩行者には危険ですわ(笑)。

・・・。

やるか。ライラックぽく見えるしね。

(あ、車道侵入じゃなくて、単にトリミングです)

 

 

やっぱりベニバナトチノキ。

ちょうどくねっている感じの幹の部分が接ぎめかなぁ。わからないぞと。

これを今読んでらっしゃる方も、身近にベニバナトチノキあったらチェック、チェック(笑)。

楽しくて、小学生に戻ったような気がしますから。あ、それは私だけでしょか(笑)。