京都みなみ会館にて、「ローズ・イン・タイドランド」を鑑賞「ブラザーズ・グリム」の監督テリー・ギリアムの新作です。「未来世紀ブラジル」で有名な監督
約20年前に公開された映画・・・・。確か観た記憶はあります。何か不思議な映画でした
今回のこの「ローズ・イン・タイドランド」も不思議な感覚の映画でした
主人公のジェライザ・ローズを演じる可愛い少女は「サイレント・ヒル」のシャロン役を演じたジョデル・フェルランドちゃん、今年12歳です。二歳でデビューして、26作品の映画・TVに出演しているベテラン子役
物語は
「不思議の国のアリス」を読むのが大好きな10歳の女の子ジェライザ・ローズは学校にも行けず、元ロックスターのパパやママの世話をする毎日・・・・。パパは昔を引きずり、くすり(注射)を打ち夢の中(バケーションと言っている)へ入る。夢から覚めると、寝ているジェライザ・ローズを起こし、二千年も地底で眠っている沼男の話をするのであった。ある日ママはくすりの大量服用で死んでしまう
パパと二人で葬り
パパが話すユトランドへ
で向かう
(実はユトランドではなく、パパの故郷テキサスなのですが・・・)テキサスにはパパの母が居るはずでしたが・・・・すでに亡くなり、廃墟となった
があるだけでした。彼女の友達は頭だけのバービー人形4人・・・・。その人形に語りかけるローズ、廃墟となった
にがっかり
しながら、やがてパパはいつものようにくすりで夢の中
へ旅立ちます
そしてそのまま
なはずのジェライザ・ローズは人形と共に楽しく生きて行きます。さまざまな人との出会いで・・・・ジェライザ・ローズはどうなるのでしょうか
続きは映画を観て下さい。観た感想
一見ファンタジックかな
と思いきや悲壮感もありながら・・・・何か幻想的
そして汚い現実
も
なんなのこれ
と頭の中がぐるぐるしました
独特の映像で・・・・茶色い草原に建つ
の風景はアンドリュー・ワイエスの絵をイメージしたそうです。なるほど
納得ローズの衣装も可愛い
バービー人形と一緒
この風景いいですね
デルとディキンズと三人で
ローズはディキンズに恋
パンフレット購入しました
追記:こんなコピーがパンフレットに「現実と幻想のアップサイド・ダウン」まさにそ
のとおりの映画だけど・・・厳しい現実の中にいるローズ、でも気持ちは
ネガティブにはならず、いつもポジティブだったローズに両親の死を深く受け止め
る悲しみさえ感じないし・・・・平然としているのは何なのだろうか?疑問だらけだけ
ど、不思議で、不気味で、面白い映画だった。
ローズ・イン・タイドランド 映画の詳細です