銅版画制作の日々

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華麗なる恋の舞台で♪若き男性と恋に落ちる女優(*_*;

2007-06-18 | 映画:ミニシアター

 
大物女優ジュリアが息子ほどの年齢の青年トムにを・・・・

5月21日、京都シネマにて鑑賞しました。記事を書くのが遅れています。なかなか進まずまだいくつかありますが、ゆっくり、書いていきます。

さてこの『華麗なる恋の舞台で』は、文豪モームの小説「劇場」を華麗に映画化されたものだそうです。お話の舞台は1930年代のロンドン演劇界で、自らの手で新たな人生を切り開く大人の女性を描いています。

どんなに恵まれた環境にあっても、人はその状態に慣れてしまうと、どこかで物足りなさを感じてしまう。(なるほど、変化がなくなるからね)とりわけ、若さが次第に遠のく頃には、苦労して築き上げた地位を投げ打っても新しい刺激に走たい衝動に駆られるつまり人生がこのまま過ぎていくことに、抵抗したくなるものだ誰だってあるよね

この映画のヒロイン、ジュリア(アネット・ベニング)もそんな状況にあり。女優として、頂点を極めていて、その成功を支える夫マイケル・ゴゼリン(ジェレミー・アイアンズ)と聡明な息子ロジャー(トム・スターリング)がありながら、変化のない毎日にうんざりそんなジュリアの前に青年トム(ショーン・エヴァンス)が現れるトムの一途な求愛に心を動かし、年の差も顧みず恋に溺れるジュリア。

 

 

恋によって、ジュリアは女としての自信を取り戻す気心の知れた付き人エヴィ(ジュリエット・スティーヴンソン)も驚くほど、舞台の上でもような演技を見せるのだった二人の関係はゴシップとなり、劇場の共同出資者ドリー・ドゥ・ヴリース(ミリアム・マーゴリーズ)はヤキモキするが・・・・。そんな周囲の心配をよそにジュリアはトムとの甘美な情事に満喫する毎日しかしやがてジュリアは辛い現実に直面する

 

トムの心変わり


トムにエイヴィス・クライトン(ルーシー・パンチ)という若い女優の恋人ができたのだ野心的なエイヴィスは、ジュリアの新作「今日この頃」の役を得るために、トムに口利きを頼むジュリアは苦い思いで、トムの願いを聞き入れる。そしてマイケルにエイヴィスを推薦する。

傷心のジュリアは故郷のジャージー島で休暇を過ごす。そこへはるばる訪ねてくれたのは、プラトニックな交際を長年続けてきたチャールズ・タマリー卿(ブルース・グリーンウッド)。思わず彼の胸に飛び込もうとしたジュリアに、一線を越えられない理由を初めて打ち明ける

何とか気持ちの整理をつけて、ロンドンに戻ったジュリアに追い討ちをかける出来事がエイヴィスとマイケルが関係を持ったという噂だ。

しかしジュリアは冷静な態度で新作の稽古に打ち込み、自分よりエイヴィスの方が引き立つように、マイケルに演出上の色々な提案をする。舞台衣装も、目立たない、地味なものだった。

現実を受け入れ、すべてを譲り渡そうとしているかのようにみえるジュリア、けれど、傷ついただけでは終わらないのが大人の恋

初日、満員の観客を前に、ジュリアの華麗なる人生の第2幕を自らの手で開けることに・・・・・。かってない素晴らしい女優であり、女であることを証明する。さてどんな舞台なのか????どんてん返しがあるよ

 

   


さて、ベテラン女優と若き女優の絡みは?何が起こるか楽しみ

 

傷ついたベテラン女優が再生しようとユーモアに皮肉りながら、自分という存在を確立するところは、粋な感じがする。になっても、決してゆるぎなく、むしろ現実を受け止めながらも、自分の年齢を重ねたものを、相手に打ち出していく凄さにそして

 

 ※ハリー・ポッターシリーズでお馴染みの、マイケル・ガンボンがジミー・ラングトンというレパートリー劇場の座長役で出演時々背後に現れ、ジュリアにアドバイスします。(亡霊なのか?)

 

華麗なる恋の舞台で 公式サイト

 

 

 

 

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