ジェイソン・ステイサムVSジェット・リーという当代を代表するアクションスターの二人が直接対決するアクション作品。
10月31日、「大統領暗殺」鑑賞後とで移動。MOVX京都にて観ました。ジェット・リーは実は名前しか知らず彼の作品は未見です。中国ではトップスターらしいですね。そのジェットが、あのジェイソンとの共演が実現したということで、かなり話題となったようです。
ジェイソン・ステイサムの作品は「トランスポーター2」以降、「カオス」、「アドレナリン」と鑑賞。あの独特な声と話し方が印象深い俳優です。どれをとっても、ジェイソンと感じてしまうのは、何故なのか?とにかくすべてジェイソン・ステイサムなんです。切っても、切っても、金太郎飴のようないい意味でも、悪い意味でも、彼のキャラが凄く強く出ているように思うのです。
さてお話は・・・・・・。
サンフランシスコで伝説の殺し屋・ローグを追っていたFBI捜査官のジョン(ジェイソン・ステイサム)とトム。しかしある日、トムが彼の家族共々惨殺されてしまう。現場に駆けつけたジョンはローグ(ジェット・リー)が常用する弾の薬莢を発見。ローグの仕業だと直感し、復讐を誓う。その3年後、中国マフィアとヤクザの抗争にローグが姿を現した。ヤクザを次々と殺害し、その場を立ち去るローグ。そしてジョンは再び、現場であの薬莢を発見し……。
片や裏切りに生きる寡黙な殺し屋、片や復讐に燃えるFBI捜査官という対照的なキャラクターに扮し、ストーリー上で、そしてアクションシーンで激突していく。2人の戦いはアクション作品ファンならずとも心が躍るはずだ。また殺し屋ローグの謎をサスペンスタッチで描いていくのも本作の見どころの1つで、終盤には驚きの展開が待っている。ヤクザの組長として石橋凌、その子分としてケイン・コスギも出演しており、それぞれ単独でのジェット・リーと戦う場面も。日本のファンにはこちらも見逃せないシーンになるだろう。(goo映画より)
驚きの展開は本当にでした。まさかこの人が悪い奴とは思わなかった。それはジェイソン・ステイサムなんですがまるで「カオス」の時のような展開に近いのかな?そしてローグの正体もえぇ~~とびっくり。まさか
脇を固める俳優陣も、結構豪華あの「ラスト・エンペラー」の主役を演じたジョン・ローン、端整なお顔だったので、印象深い。でもお年をとられて、ちょっと感じが変わられてしまいました。石橋凌にケイン・コスギ、日本の俳優陣も頑張っているのは印象的でした。
ところで、ちょっと気になったのは「シン・シティ」で活躍したデヴォン・青木の日本語の吹替えなんですが・・・・。あの吹替えが不自然で、口の動きとまるで合っていなかった。出来れば、たどたどしくても彼女に日本語で話してもらう方がいいように思いました。
なんて好きな事を書きましたが・・・・・。全体の感想はちょっと何でもありって感じで、それがいいのか?悪いのか?分かりませんが。B級的な要素を感じます。でもB級なものとして作られた作品ではないので。キャストが豪華なわりには、今ひとつって感じのする作品でした。せっかくいい役者さんがいっぱい出演しているのに。中途半端なのでしょうかね?
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