顔じゃないよ だよ
でも第一印象で決めるのはやっぱり・・・・。顔が綺麗可愛いっていうのがありなのかも世の女性の皆さん、これを観てどう思われるでしょうか?何か勇気が持てそうな感じが????
5月3日、連休真っ只中、「ペネロピ」を京都みなみ会館にて鑑賞。そういえば、レビューせず、そのままの作品 「ブラック・スネークモーン」ではS○X中毒のあばずれ女性を演じたクリスティーナ・リッチが今度はの鼻を持った女性、ペネロピを演じました。まったく違ったヒロインのようだけど、どこか共通点があるような?そんな気がしました。
凄~い資産家ウィルハーン家に生まれたペネロピは何と?どうもこの家の先祖のラルフが使用人クララに手を出してしまい、妊娠させてしまった。その上、彼女を捨ててしまい、名家の女性と結婚。そのことでクララはショックを受け、崖から身を投げてしまうクララの母親は 魔女となって屋敷に姿を現す一家に復讐「次に生まれるの耳と鼻を持った女の子になれ!!」と呪いをかけたのだ。しばらくは男の子ばかりだったが。その後初めて生まれた娘がペネロピだったのだ。
の鼻と耳を持つペネロピの母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は誰よりも苦しんだ娘の姿をマスコミや大衆の目から守るため、ペネロピは死んだことにする。何と葬式までやり、その上火葬にするやばいことをした。こうしてペネロピは世間の目から隠された。
以来ペネロピはの中だけで暮らすことに呪いを解くにはふさわしい男性を見つけることそういうことを母に教えられ、ペネロピは完璧な花嫁教育を受けて育つ。
18歳の誕生日を迎えると、ウィルハーン家の“仲間”の名家の人間がありのままのぺネロピを愛せば、呪いは解けるはずと何人もの花婿候補と見合いをするも、人目みた求婚者は恐怖に逃げ出してしまうそれがパターンだった。そしてその度、口止めの契約を結ばされた。
何とそのお見合いは7年も繰り返されたある日うっかり、求婚者の一人、ヴァルダーマン家の息子エドワードを取り逃してしまうそしてエドワードはこの事実を警察に訴える。人間を見たと・・・・・。しかし彼の証言は妄想癖だと新聞に掲載されてしまうエドワードは名誉挽回のため、記者レモンと組むことに。レモンはかって、ペネロピのスクープを追っていた記者だった。証拠写真を手に入れようと奮闘。
写真をゲットするため、スパイとしてある男を送り込む。その男は名家の生まれだったが、今は落ちぶれたギャンブラー青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)。5000ドルの報酬につられて、レモンたちの仕事を引き受ける。隠しが仕込まれたジャケットを着せられて、屋敷に向かう。
ペネロピとマジックミラー越しの不思議な見合いをするマックス。
自然体の彼に、今までの求婚者と違うものを感じたペネロピ
マックスも彼女と過ごす時間、彼女との会話に心惹かれる
3回目にあった日、ついにペネロピはマックスの前に姿を現した一瞬驚きながらも、マックスはペネロピの顔に優しく触れようとした瞬間、ガシャッ とのシャッター音が鳴った。ジャケットの隠しカメラが作動してしまった
レモンたちのところに戻ったマックスは「彼女は化け物じゃない」とカメラを地面にたたきつけて、粉々に壊してしまう
スパイをしたことがばれたマックスはペネロペに真実を告白することに。しかしそれを言う前に彼女は、必死の思いでマックスにプロポーズ「もし呪いが解けなかったら?」とマックスが尋ねると、「そのときは死ぬわ。絶対に約束する!私と結婚して」。苦しそうな表情をしたマックスの返事は「できない」だった・・・・・・・。これこそ
1000回分の失恋に襲われたペネロピを励まそうと母ジェシカの花婿探しはますます拍車がかかるこのお見合いが永遠に続くと思ったペネロピ、ついに家を出る決心をした。家族からの自由、自分の人生を思い切り生きてみよう
マフラーで鼻を隠したペネロピはついに屋敷を飛び立った。初めて経験する外の世界で、彼女を待っていたものは・・・・・・。
行くあてのないペネロピは、公園で・・・・・・。
街のバーで、アニー(リース・ウィザースプーン)と出会う。
リースはこの作品で、製作者としても参加しています。
街には楽しいことがたくさんあった。ペネロピは新鮮な空気を吸い込み、満喫するが・・・・・。彼女を探す両親たちの追っ手が今にも来そうな感じ
あることから、彼女のことが世間に知られ・・・・の鼻と耳を持つペネロピは話題の人となる彼女は人気者となり、そのことで再び花婿選びも復活そしてあのエドワードとの結婚が決まるのだ。しかしペネロピの心の中は
ありのままの私を受け止めてくれる相手ではないとエドワードに対して思うのだ。
の鼻と耳を持ったペネロピは今の自分で生きて行くことに勇気を持つ。そんな自分が好きなのだからーーーー。
この後奇跡は起こります。そしてペネロピは新しい人生を歩むことになります。
マックスもペネロピに言えない秘密がありました。それを伝える勇気がなかったのです。でもそんなことは関係ないのでは?なんて思います。
マックス役のジェームズ・マカヴォイは「つぐない」でキーラ・ナイトレイの相手役を演じている。まったく別人のように見えた。さすが、役者さんは凄いもんです。
結果オーライですよ二人はハッピーになりますよ。ペネロピの鼻・耳はどうなったか?ぜひこの映画をご覧下さい。
※クリスティーナ・リッチ、14年ぶりに日本へインタビューはこちらをどうぞ!