あの日の指輪を待つきみへ タイトルが長~いよ!
8月29日、京都シネマで鑑賞した。原題は「Closing the ring 」日本語タイトルは何故、こんなに長いのだろうか?長いもんで、チケット購入の際言うのに困るちょっと鑑賞から時間が経ってしまったな。監督はあの有名な、リチャード・アッテンボロー監督です。こんなに有名な監督なのですが、作品はほとんど未見なのですよね。思わず冷や汗もんだ。 何と監督は今年85歳これも驚きお元気ですよね。
85歳で現役なんて、凄い!リチャード・アッテンボロー監督。
主役はシャーリー・マクレーンです。彼女、今年74歳だとか。凄いです。このお年まで頑張っているなんて・・・・。そしてシャーリー演じるエセル・アンの若き日のエセルを演じるのが、ミーシャ・バートンという女優さん。この方、結構お美しいです。あまりにも若いエセルと年老いたエセルの違いが大きすぎるもので、ちょっと無理があるような感じ。若きエセルは目がパッチリしているのに、晩年のエセルは目が小さくて、今ひとつなのです。確かにシャーリーは名女優なので、いいのですが、若きエセルの美しさが引き立ち、晩年のエセルと繋がるのはかなりしんどいものがあるように思うのですが、皆さんは如何ですか?
「闇の子供たち」同様、立ち見までが出る人気作品のようです。この日も多くのお客さんでした。
お 話
ひとり娘も知らないエセル・アンの過去、固く口を閉ざす親友ーーーー
ミシガンで暮らすエセル・アン(シャーリー・マクレーン)。長年連れ添った夫のチャックを亡くした。夫の死を淡々と受け止めいた。そんな彼女に娘マリー(ネーヴ・キャンベル)は不満そんなマリーにエセルは「私は21歳のときに人生が終わったのよいまさら何を嘆くの?」と言い放つ。ショックを受けたマリーは両親の親友ジャック(クリストファー・プラマー)に何があったのか問いただすも、ジャックは悲しげな瞳で、「過去を掘り返すな」と忠告するだけ。
すべては、名前の刻まれたひとつの指輪から始まったーーーーー
1991年、アメリカ、ミシガンブラナガンに暮らすエセル・アンのもとに突然、遠く離れた国、アイルランドからの国際電話が入る。ジミーと名乗る青年(マーティン・マッキャン)がベルファストの丘の上で、エセル・アンの名前が刻まれた金の指輪を発見したというのだ。「送りましょうか?」というジミーの申し出を何故か冷たく断る。指輪にはもうひとつ「テディ」という名前が刻まれていた・・・・。
エセル・アンにをかけるジミー
お話は50年前にさかのぼる・・・・・。
1941年、アメリカ。運命の出逢いと美しい友情があったーーーーー
若き日のエセル・アンは幸せの絶頂にいた。ついに運命の人とめぐりあったのだその人はテディ(スティーブン ・アメル)。航空学校に通うため、田舎から町にやってきた。一点の曇りもない、ピィアで爽やかな笑顔はエセルの心の友人のチャック(デヴィット・アルペイ)とジャック(グレゴリー・スミス)はふたりのを応援した。彼らもまた、町で一番美しいエセルに密かに恋をしていたが、テディとの友情を失いたくなかった。
ひとつだけの指輪で永遠の愛を誓った、秘密の結婚式ーーーーー
数日後、ふたりは教会で結婚式を挙げる
燃え上がるふたりの恋を阻むものがあった。それは戦争だ。爆撃機に搭乗する日を目前にテディは、エセルのために自らの手で建てたにジャックとチャックを招く。もし自分が戦死したら、どちらかにエセルの面倒を見てほしいというのだ。しかしジャックは、恋多き男だと伝え、テディの申し出を辞退。結局チャックが複雑な思いのまま約束を受けることに・・・・・。
ジャックも密かにエセルを思っていたでも申し出を断る。
チャックも彼女への想いがあった。ただエセルの心にはテディだけ・・・・。それなのに、気の良いばっかりにテディとの約束を交わすことに。
神の前で愛を誓ったテディは指輪を胸に戦地へと旅立った。
壁の中に封印された、愛の思い出ーーーーー
いつも戦争は、大切なものを奪っていくテディの乗った戦闘機は、ベルファストの上空から悪天候のため丘へ墜落。遺体は発見されず、戦死の報を受けても、エセルは諦められない。やがてテディが遺した家の壁に残された彼の写真、遺品をジャックとチャックに封印するようにたのむ。テディの死を認めず、悲しみに蓋をしたエセルは以来、泣く事も心の底から喜ぶこともできず、淡々と生きてきたのだ。
そして今、ついにエセルはその封印を解くことに決意のきっかけは、ジミーがアイルランドから届けてきた指輪だ。エセルの頼みで、ジャックもまた、テディとの約束を果たすために封印してきた彼女への愛に向き合うのだった。
ジミーの見つけた指輪は、エセル・アンの心を動かすことに・・・・・。
指輪を見たエセル・アンはついに決意。
ジャックもエセルへの想いの封印を開ける。
過去に決着をつけるため、アイルランドへーーーーー
なぜ、ジミーが指輪を掘り出したのか?ジミーにはエセル・アンたちに繋がる本人も知らない縁があった。彼の祖母エレ(ブレンダ・フリッカー)はこの地に派遣された米軍たちと毎夜ダンスに興じていた その中にジャックの姿もあった。そしてエレの旧い知り合いで元消防士のクィンラン(ピート・ポスルスウェイト)は丘の米軍の爆撃機が墜落して以来ずっと、掘り起こす作業を続けている。好奇心に駆られたジミーが半ば強引に参加すぐに発見した指輪こそ、どうやらクィンランの50年来の捜し物らしいのだそんなジミーとエセル・アンはベルファストへ旅立つ運命の愛に決着をつけるために・・・・・・。
ベルファストの丘での作業で、ジミーはミスター・トーマスという爆弾テロ犯から睨まれ、暴力を受ける。町ではテロがあらゆる場所に爆弾を仕掛けていたのだ。右の女性がエレである。
なぜ、クィンランはテディの指輪を捜していたのか?
テディの死にまつわる、エセル・アンが知らない事実とは?
今、過去と向き合う勇気が、エセル・アンを輝かしい未来へ導こうとしていた。
北アイルランドについて。1969年のカトリック系の公民権運動が紛争に発展すると、イギリスの治安部隊がこの地に常駐するようになり、IRAはテロ活動を活発化していく。映画で描かれている91年は、翌92年にロンドン金融街シティーではIRAによる爆弾テロが発生するなど、テロ活動が活発化していた時期である。
IRA についての詳細
若きエセル・アンを演じたミーシャ・バートンの来日記者会見はこちらからですよ!
公式サイトです。映画の詳細情報はこちらから
※数年前に、アイルランドのラジオから一風変わったニュースが流れた。ベルファストの丘で見つかった指輪。本当のお話 です!この指輪はどんな運命を辿ったのか?そして誰の元に戻るのかーーー?多くの人の想像力を掻き立てたこのニュースをひとりの脚本家ピーター・ウッドワードによって創作意欲を激しく揺さぶられ、半世紀、ニ大陸を結ぶラブ・ストーリーを書き上げた。今その作品が映画化となる。
ロマッティクで、悲しいラブ・ストーリーです。クリストファー・プラマーと言えば、「サウンド・オブ・ミュージック」でお馴染みの大佐役ですね。懐かしい大人向けのラブ・ストーリーかも・・・・・。