銅版画制作の日々

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P.S.アイラヴュー◇◇本当の愛が彼女を勇気づけた!

2008-11-13 | 映画:シネコン

 ホリーの気持ち、分かります!!でも過去をひきずっては前に進まないのだ。そんな彼女の背中を押してくれたものは?

11月に入って一発目に鑑賞した作品です。4日、東宝シネマズ二条にて鑑賞しました。何か辛いですよね、こういうの・・・・。しかも最愛の人だから余計に引きずってしまいます。失恋だってそうだけど、この場合はだんなさんが亡くなってしまうのだから。本当に辛いです。

思い出すのは彼との出逢いや日々の結婚生活の様々な想い出突然の夫の死を受け入れることが出来なく、絶望に打ちひしがれる妻ホーリーの元に何と亡き夫ジェリーからのメッセージが届く。それから次々と彼女の元に“消印のない”。差し出し人は夫ジェリーということなんですが。いやこの夫の残したメッセージやが彼女に生きる勇気を与えていくという、まさしく彼女への本当の愛なんやと思いました。

STORY


ニューヨークに住むホリー(ヒラリー・スワンク)とジェリー(ジェラルド・バトラー)は、時に喧嘩をしつつも幸せな日々を送る夫婦だった。だが、二人を突然の悲劇が襲う。ジェリーが脳腫瘍に冒され、亡くなってしまったのだ。陽気で情熱的、歌好きなアイリッシュの夫を失ったホリーは失意のどん底に突き落とされ、家に引きこもってしまう。ホリーの30歳の誕生日。心配して訪れた母親パトリシア(キャシー・ベイツ)が目にしたのは、荒んだ生活を送るホリーの姿だった。そこへ突然、贈り物が届けられる。その箱に入っていたのは、ジェリーが残したメッセージ入りのテープレコーダーとバースデーケーキだった。思わぬ贈り物に喜びと驚きを隠せないホリー。彼女は、“友達と誕生日を祝ってくるように”というジェリーからのメッセージに従って夜の街へ繰り出すのだった。翌日、二日酔いのホリーのもとへジェリーからの手紙が届く。それは、前夜のメッセージにあった“これからいろんな方法で僕から手紙が届く”という約束どおりだった。以後、様々な方法でジェリーから消印のない手紙が次々と届く。その手紙の最後は、必ず“P.S.アイラヴユー”という言葉で締められていた。元気を取り戻したホリーは手紙に従って、二人が初めて出会ったジェリーの故郷アイルランドを訪れる。親友とともに釣りを楽しみ、バーを訪れるホリー。だが、そこで知り合ったウィリアム(ジェフリー・ディーン・モーガン)が“ゴールウェイ・ガール”を歌い出したとたん、店を飛び出してしまう。それは、ジェリーと出会ったときの思い出の曲だったのだ。現実に引き戻され、突然の孤独感に襲われたホリーは、どうしようもない寂しさをパトリシアにぶつける。そして、ついに届いた最後の手紙。だが、そこからが彼女の本当の人生の幕開けだった……。(variety Japanより)

P.S. アイラヴユー

ヒラリー・スワンクの映画は「ブラック・ダリア」だけ鑑賞。アカデミー賞で主演女優賞をゲットした「ミリオンダラー・ベイビー」は凄く良かったということなんですが、機会を逃してしまいました。ボクサー役だったということで、何かこの作品でのホリーとはまったく違うのでしょうね。まあ役者さんなのだから、色々なキャラを演じるのは当たり前なんだけどね。夫一筋で、ちょいと気のキツイ女性でしかも一途な女性を上手く演じておられました。

夫役のジェラルド・バトラーなんですが、この作品で初めてだと思っていたら「300」でのあのスパルタ王を演じていた人だとはまったく気づかず・・・・。でもマッチョな体格と豪快さはこの映画でもかもし出しているものがありましたが。ホリーをあの大きな胸で包み込むという素晴らしい夫でしたね。

ホリーの母役を演じたキャシー・ベイツ、久しぶりだと思ったら、「ライラの冒険・黄金の羅針盤」に出演していたんだ。でもヘスターというウサギのボイスキャストでした。一番印象にあるのは、「フライド・グリーン・トマト」でエブリンという女性を演じていました。その時とあまり変わっていないなあ、なんて今回はホリーの結婚に反対していた母役なんですが、ホリーの夫亡きへの愛を一途に貫く気持ちを影で支えていたことが後で分かるんですね。素晴らしい母役でした。

 

母や友人たちが彼女のバースディを祝うシーンも感動的です。

こんな夫なら、本当に幸せですよね。世の男性の皆さん、奥さんにここまでできますか?脳腫瘍という病気に冒されながらも、妻を思うジェリーの気持ちに感動しました。

二人の愛の深さに、何かじ~んときましたね

 

元アイルランド首相を父に持つ女性作家セシリア・アハーンが、弱冠21歳で書き上げたデビュー作を映画化。すでに全世界40カ国以上でベストセラーとなっているという。主演は2度のオスカーに輝くヒラリー・スワンクと、女性に圧倒的な人気を誇るジェラルド・バトラーの二人。愛する者を突然失った悲しみと、それを乗り越え新たなスタートを切るまでの心の葛藤、そして、周囲の者たちはどう接したらいいのか―ニューヨークの街並みとアイルランドの広大な風景が登場人物を包み込む。物語の後半、ジェリーの“指示”に従いホリーたちが旅するアイルランドの山野は、筆舌に尽しがたい美しさだ。(goo映画)

公式サイト

 

 

Comments (5)
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