銅版画制作の日々

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イーグル・アイ(@_@)期待はずれでした。

2008-11-17 | 映画:シネコン

 それは全てを見ている。

              しかし、その姿は決して見えない。

11月11日、MOVX京都にて鑑賞。スティーブン・スピルバーグが10年前から構想していた題材を元に製作されたそうですが・・・・。今ひとつのような感じがします。ハリウッド映画お得意のアクションシーン、この作品にもちろんあります。カーチェイスのアクション場面や爆破シーンなど、たくさん盛り込まれており、ガンガンと来るんですが、何なのでしょうか。こういうのに慢性化していると、よほど何かこれは違うな!という驚きや意表をついたものじゃないとだめな気がします。

公開前から映画館での宣伝も凄く、スピルバーグだから、期待度満々だっただけどね。こういうパターンで展開する。そして予想つくような筋書き。先でどうなるかも分かる。そんな作品です。

お話を簡単に。

シカゴのコピーショップで働く青年ジェリー(シャイア・ラブーフ)はある日、米軍に勤める双子の兄弟が急死したと知らされ実家へ呼び戻される。そして自宅への帰途ATMに立ち寄ると、何故か口座に75万ドルもの大金が振り込まれており、帰宅したアパートには大量の軍事用機材が届いていた。その直後、見知らぬ女性から電話が入り、FBIが迫っているのですぐその場から逃げろ、と警告される。すると間もなくFBIが現われ、ジェリーは何も把握できずに拘束されてしまう。一方同じ頃、1人で遠出することになった幼い息子を送り出すシングルマザーのレイチェル(ミシェル・モナハン)。その後、彼女にも謎の女性から着信が入り、これから指示に従わなければ息子の命はない、との脅迫を受けるのだった。やがて、ジェリーは再び謎の女から電話で指示を受け取調室を脱出、逃走した先には同じく電話の指示に翻弄されているレイチェルが待っていた…。

 

ジェリーの元に謎の女から

 アリアという謎の女性に引き合わされたまったく面識のない男と女。彼らの愛するものを奪い、目的も知らせぬまま、次々と指示を伝え秒単位で行動させていくアリアは、二人を戻ることのできない恐怖へと巻き込んでいく…。そして何の接点も無かったジェリーとレイチェルの運命が、彼女の命令によって息つく間もなく一つに繋げられていく。

 「逃走用の車に乗れ」「連邦銀行の金庫室に行け」「ブリーフケースを奪え」命令に従って行動する二人に、FBIの追っ手が迫る…。

 逃げるジェリーとレイチェル

FBI捜査官 トーマス・モーガン

  ビリー・ボブ・ソーントン

 すべての行動がアリアに監視されるなか、ジェリーとレイチェルは絶体絶命の状況に追い詰められていく。彼女はいったい何者なのか? 何の目的のために二人は選ばれ、操られているのか? (allcinema&映画ジャッジより抜粋)

  ロザリオ・ドーソン ゾーイ・ペレス

 

冒頭のシーンは主人公となるジェリーとレイチェルに繋がるような気がしない場面から始まります。どうも国の軍事機関での失敗?というようなシーンがしばらく映し出されています。後で分かりますが、このタイトルとなった「イーグル・アイ」は軍事防衛機関の作戦名のようです。

謎の女 アリアの正体はこの向こうに・・・・・。

ジェリーの双子の兄弟はイーサンだったと思うのですが、そのイーサンは米軍に勤務していたことから、この作戦と関連があった。急死した結果、ジェリーがターゲットになったのは分かるのですが、レイチェルが巻き込まれたのが今ひとつ理解に苦しみます。

少し前に鑑賞した「ハプニング」もそうでしたが、今回の「イーグル・アイ」も同様、宣伝ばかりが先行して、お粗末とまでは言いませんが、それに匹敵する作品のように思いました。

アクション映画が多いだけに、見飽きたという気持ちを持たせる今回の「イーグル・アイ」、もう少し筋書きや内容に納得させるテーマがあれば、良かったのだろうに。はっきり言ってつまらない作品だったと思うのですが。

監督: D・J・カルーソー

 

製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ  
  エドワード・L・マクドネル
オフィシャル・サイト
http://www.eagleeye-movie.jp/

 

 

Comments (6)
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