描かれた不思議な世界
久しぶりに展覧会へ。今回は、絵本の挿絵で人気の高い作家ミヒャエル・ゾーヴァの展覧会です。ミヒャエル氏の作品はフランス映画「アメリ」の中にも登場しているので、皆さんきっとご存じかと思います。
タイトル「治療中の犬」
アメリの部屋のベッドの壁に飾られている絵がこの作品です。
おじさんの電気スタンドもミヒャエル氏の作品。
4年前に日本での初の展覧会が開催され、各地で大きな反響を呼んだそうです。ということで、今回は東京でまず開催され、京都にやって来たのです。
ありましたよ!会場にこの電気スタンド
彼の作品の魅力は、絵の中にあるドラマ性。そしてユーモアの背後には狂気を含んだ笑い。なるほど・・・。何か独特の世界がありますね。惹かれます
ゾーヴァ曰く、その狂気を隠した笑いというものが、風刺画を描く自分にとって、重要なテーマだそうです。
今回の展覧会では、人気の絵本「ちいさなちいさな王様」、「エスターハージー王子のの冒険」、映画「アメリ」の作品などの代表作から、最新作まで日本初公開の作品を含む130点が紹介されています。
作品を少し紹介します。
Their master`s voice
TAZ紙創刊17周年記念
“GALAXIS”
“DER KLEINE KONIG”
アトリエのゾーヴァ氏
プロフィール
1945年7月1日、ベルリン生まれ。
ベルリン芸術大学で芸術教育学を専攻。
美術教師を経て、画家、風刺画家、イラストレーターとして活動。
ベルリン在住。1995年、現代を的確に風刺した画家に与えられる、
オルフ・グルブランソン賞を受賞。
Michael Sowa HP ミヒャエル・ゾーヴァの公式サイトです。
JRKYOTOISETAN 詳細はこちらをご覧ください