出会いは最高の“贈り物”
~NYの街角から生まれるさまざまな形の「愛」の物語。~
11話のラブストーリー11人の監督によるそれぞれの愛の形
オムニバス形式だと思ったらちょっと違いました。でもオムニバスらしいけれど。。。。。
「パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、都市をテーマに描くオムニバス映画の第2弾。なるほど今回はアメリカ、ニューヨーク編なんですね。
ところで本作は未完成のまま2008年の第33回トロント国際映画祭にて初上映されたそうです。女優のスカーレット・ヨハンソンも監督をしたが、全編カットされたということです。お気の毒なスカちゃん。
ナタリー・ポートマンは女優、監督という2つの形で参加しています。彼女の出演作は今一つだったのですが。。。。監督作品はなかなか秀作だったと思います。
さてまず11の中の6つのお話の紹介を簡単に紹介しますね。
LOVE1チャイナタウン (チアン・ウェン監督作)
スリの青年ベン(ヘイデン・クリステンセン)が中年紳士ギャリー(アンディ・ガルシア)の財布を盗み、その財布に入っていた写真の美女モリ―(レイチェル・ビルソン)と偶然会ったことでナンパするのだが・・・・・。この後は内緒です。私的には結構お気に入り作品です。
LOVE2 ダイヤモンド街 (ミーラー・ナーイル監督作)
ダイヤモンド取引所でインド人でジャイナ教徒のダイヤモンド商 マンスークバイ(イルファーン・カーン)と厳格なハシディズム派ユダヤ教徒の仲買人リフカ(ナタリー・ポートマン)のビジネスの掛け引きの中で次第にお互いに心惹かれていくお話。
V4ヴァンデタ―以来のスキンヘッドのナタリー。
LOVE3 アッパー・ウェスト・サイド (岩井俊二監督作)
若い作曲家ディヴィッド(オーランド・ブルーム)が映画の音楽に取り組んでいるところへ、顔も知らない監督のアシスタントのカミーュ(クリスティーナ・リッチ)から電話。奇妙な監督の指示が絡んで彼は挫折。そのことがきっかけでカミ―ュと出逢う事に。
LOVE4 ソーホー (イヴァン・アタル監督作)
レストランの前で男(イーサン・ホーク)は魅惑的な女ジャニス(マギー・Q)にタバコの火を貸す。そのことがきっかけで彼女を口説き始めるが。。。。。
何やらエ●い口説き文句を熱心にまくしたてたのはいいが、最後は彼女にギャフンと。。。。。イーサンの情けない顔に注目。
LOVE5 セントラル・パーク (ブレット・ラトナー監督作)
失恋した17歳の若者(アントン・イェルチン)は近所の薬剤師リッコリ(ジェームズ・カーン)に娘(オリヴィア・サールビー)を卒業プロムに一緒に行って欲しいと頼まれる。車椅子の彼女にびっくりしたが、会場へ。。。。。帰りにお礼だと言われ、夢のような一夜を過ごす事になる。
LOVE6 グリニッチ・ヴィレッジ (アレン・ヒューズ監督作)
数日前に一夜限りのつもりで愛を交わしたリディア(ドレア・ド・マッテオ)とガス(ブラッドレイ・クーパー)は再会するためにバーへと向かっている。彼女は地下鉄、彼はブロードウェイを歩きながら2人の交わした愛を思い出す。不安と期待の先には何が?
後5つのLOVE+イヴァン・アタル監督作続編が残っております。一度で完結出来ないようなのでパート2に繋げます。
それではお楽しみに